枕元の癒やし

2014.6.13|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-06-13 16.55.52

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は会社の自席にて、ご来館のお客さまの家づくり相談をうけたまわる当番をしていました。ということで、先日のキッチンに引き続き、「改めてモデルハウスご紹介」シリーズ第二弾といきましょうか。

 

冒頭の写真は、モデルハウスの一角、寝室をイメージしたベッドのコーナーです。置いてあるのは、「ポケットコイル」で有名なシモンズのベッド。ひとつずつ別の袋に入ったスプリングが、快適な寝心地を提供してくれます。

 

このコーナーの壁仕上げ材は、沖縄の浜に打上げられている「風化造礁サンゴ」を細かく砕いてつくった左官壁「美ら珊瑚(ちゅらさんご)」です。漆喰よりもザラッとしたテクスチュアの壁、そこに広がるブラケット照明の光がよい感じ。

 

左手の窓には、先日もご紹介した「C-FOREST」さんによるプレーンシェードが掛かっています。これはウイリアム・モリス調の柄。こういう布モノは、空間のワンポイント的に少し派手目でも似合いますね。

 

そして、ベッドの後ろには、この場所ための造付家具があるんです。ベッドの方に「ベッドヘッド」としてこのようなものが付属している場合もありますが、ここでは家の一部として棚がつくられています。これがなかなかよろしい。

 

枕元にも色々と置きたいものがあります。目覚まし時計や読みかけの本、携帯の充電のスペースなど。サイドテーブルで対応することもできますが、こういう「造付ベッドヘッド」というのも別の解決法だと思います。同時に「飾り棚」になってくれるのもポイントですね。

 

このベッドヘッドは、ブラックチェリーの無垢材をつかってつくられています。そして「腰壁」になる部分はナラの板。二種類の板の色の違いが、この部分の個性を醸し出しています。

 

ベッドヘッドとしてこういう奥行の浅い家具を造り付けることで、小さなものが色々とありがちなこのスペースが、すっきりとまとまった感じになる。モデルハウスのこの場所はその一例だと言えるでしょう。

 

さらに、例えばこのような家具を、無垢の桧材でつくったとしたらどうでしょう?枕元にヒノキの家具。きっとその香りが、お休み前の癒やしを与えてくれるに違いありませんね。

 

前回のキッチンのところでも書きましたが、造付家具というのは、そのご家族ならではの暮らしを実現するものです。それは下足入であれ、キッチンであれ、本棚であれ、このような寝室用家具であれ、どれも等しく同じです。

 

KJWORKSに家づくりをご依頼くださる方々には、「あまり家具を置かずにすっきり暮らしたい」というご希望をおもちの方が多いです。それは収納としての意味合いでそう言っておられるのですね。

 

でも、すっきりと収納する以外にも、無垢の木を使った造付家具は、その質感や手触り、見た目の優しさ、そしてその香りでも、住まい手さんの暮らしを豊かにしてくれるものです。

 

ただの収納としてだけではなく、そういった暮らしの豊かさを提供できるものとして、このような造付家具をご説明できるようにしないといけないなあ。今日はこの造付ベッドヘッドを眺めながら、改めてそんな想いをもっていた私なのでした。