桜の後光

2013.5.20|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日はありがたい出会いのことを。先日、豊中のお客さま宅へ行った時、だいぶ手前の駐車場に車を駐めて、少し時間もあったので、のんびり歩いていくことにしました。

 

その途中に、墓地がありました。なぜだかよくわかりませんが、ちょっと惹かれるような気持ちになったので、しばし中へ入ってみることにしたんです。

 

そうしたら、通りからは見えなかったのですが、私の目の前にいきなり仏様が現れました。それも、大きな枝垂桜をバックにして。

 

ここは高台になった墓地で、向こうには素晴らしい青空が広がっています。その手前に立派な枝垂桜。そしてその青々とした葉を、まさに後光のように背負われた仏様のお姿。

 

見てはっとし、そして何かとてもありがたい気持ちになって、思わず自然に手を合わせていました。

 

その後近づいて観察させていただくと、その台座には「?寛政十 戊午 年」との文字がありました。寛政10年を調べてみると、西暦1798年です。200年以上前の仏様だったんですね。

 

下の部分はずいぶん新しいので、おそらく別の場所に立っておられたのを、この枝垂桜の前に移して設置されたのだろうと思います。周囲にも、かなり古いお墓が多くあり、「陸軍上等兵」などの文字があるものも。

 

私も、あまり用事もなく墓地に入っていくということはないのですが、何か妙に惹かれる気持ちになったのは、この仏様が呼んでおられたのかなあ、そんな気もします。

 

あまり時間もなく、すぐにお客さま宅へと急いだのですが、ちょっと不思議な体験でした。でも、自然に手を合わせてしまうような尊いものと出会うって、とても気持ちをリフレッシュしてくれますね。

 

仏様、「ちょっと休んでいきなさい」ということだったのでしょうか。きっと、桜の時期は素晴らしく美しい後光になるのでしょうね!