森を繕う

2013.11.19|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2013-11-19 09.55.26

 

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は一日、この春に植樹をしたエリアの、メンテナンス作業をおこないました。今後ちゃんとした「鎮守の森」に育っていってもらうため、秋のこの時期を狙って実施したのです。

 

この植樹エリアは、最初から数えて3回目の植樹でした。でも、今回は春に植樹をおこなったのが、それまでの2回と違っています。前回、前々回は秋の植樹だったんですね。

 

今回、残念ながら、植樹の後にやってきた「カラッ梅雨」と「雨の降らない猛暑」が、せっかく植えた苗たちに大打撃をあたえました。このブログでも何度かふれましたが、スタッフで色々と手を尽くしたにもかかわらず、最終的にかなりの数の苗が枯れてしまったんです。

 

さらに、植樹エリアには強い生命力をもつ「ヒルガオ」が蔓延って、残った苗にも絡み付き、弱らせている始末。毎週草引きをしても、根本的な対処にはなりませんでした。これも非常に大きな問題です。

 

ダブルの打撃は本当に悲しいことで、植樹担当者である私もかなりのショックでしたが、今後のことを考えた時、ここからちゃんとした森に育っていってもらうためには、今の状況をそのまま放っておくことはできません。

 

今後のことを考えたリカバリ方法を、植樹をご指導いただいたエスペックミックの吉野さんにご相談し、今回のメンテナンスと相成りました。それは以下のような内容でした。

・枯れてしまった苗を抜く。

・苗以外の部分の土を掘り返し、ヒルガオの根を殲滅する(ヒルガオは、根で繁殖するのです)。

・土を戻して再度植樹のかたちを作り、新たな苗で「補植」をおこなう。

 

その作業に、今日は終日、吉野さんと一緒にスタッフ6名で取り組んだというわけです。枯れた苗を抜くのは心情的につらいものがありましたが、新しい森のためです。しっかりと掘り返して、地中深く根付いているヒルガオの根っこを、一所懸命に取り除きます。

 

9時から5時までかかって、完全ではありませんが、捕植の作業を含めて終了しました。あとは再度吉野さんと、仕上げをおこなうだけ。何とか形になってホッとしましたし、また青々とした苗の姿が一面に見られるようになったのが、とても嬉しいのです。

 

はからずも荒れてしまった森を、「繕う」ような今日のメンテナンス。また美しくなった森の姿を見て、生きているものを育てていく、ということの難しさを改めて感じさせられました。それは、動物でも植物でも、同じことですよね。

 

とにかくこれで、植樹した森が順調に復活してくれることを祈るばかりです。吉野さん、今日参加のスタッフのみんな、本当にごくろうさまでした。ご協力に心より感謝します。ありがとうございました。