検査は塗りながら

2014.12.6|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-12-06 13.20.13

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

箕面森町で建設を続けてきた木想家も、いよいよお引渡し間近。今日はお客さまによる「施主検査」の日でした。現場管理担当の竹口、設計担当の田辺、そしてもちろん私もご一緒いたしました。

 

設計の時の打合せどおり出来上がっているか、お客さまのご意向はこちらに伝わっているか。私たち自身での「社内検査」の後に、この施主検査でチェックしていただきます。手直しがあれば、それを終えてからお引渡しとなるんですね。

 

冒頭の写真はその様子ですが、実はこのお施主さまは、事前にもっとじっくりこの家を検査してくださっているのです。それも先週末に。今日はその時に気づいたことの再確認という感じでした。

 

じっくり家を検査、というのは、実は木の床に塗る「蜜蝋ワックス」をお客さまご自身で塗っておられたから。床を塗っていきながら、当然床の傷などはチェックできますし、壁や天井も、いきおい色々と見て回ることになるわけなんですね。

 

木の床に蜜蝋ワックスを塗ることを、私たちKJWORKSは積極的にお奨めしています。それは、自分たちでやることで、家のお手入れの方法を事前に知っておくことになるからです。

 

家をつくる時に、後々必要になる手入れの方法をお教えし、そのやり方と、必要な作業量を知っておいていただく。それはお手入れすることへのハードルを下げるという意義があります。また、職人さんに頼むよりもコストダウンにもなりますし。

 

このお客さまもその考え方に賛同してくださり、ご自分で蜜蝋ワックスを塗られました。そして、その作業を通して、家の隅々まできっちりと検査していただくこともできたというわけですね。

 

「今日は施主検査ですから、見てください」と言って一時間やそこらで見てもらうより、作業をしながら部分部分をじっくり見ていただけるのですから、より細かくチェックできます。今日はその時のことをわれわれに伝えて下さるという感じで、検査は完了しました。

 

土地探しからご一緒し、最初のご提案がそのまま形になった木想家。ご自分たちでもワックス塗りの手をかけられ、家にますます愛着をもって、引越しを心待ちにしておられるお客さま。そのお客さまのご好意により、明日は「お引渡し前の見学会」がおこなわれます。

 

自ら手を動かすことで、家づくりの間にお手入れの方法も身につけられること、作業をしながらじっくりと検査していただけること。単なるコストダウンでないそんな施主施工のメリットなども、明日はご参加の方々にお伝えしたいと思う次第です。