沸きたつ色めぐり

2015.8.19|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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〈三日間お休みいただいてます。宮崎へ帰省の前に、今日は別府へ。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS 木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日から三日間、奥さんの実家である宮崎へ家族で帰省のため、お休みを頂戴しております。今年はお盆休みを振り替えての休みとさせていただきました。

 

今回は、宮崎市内の実家へ入る前に、家族の旅行を絡める計画。大阪南港から出るフェリー「さんふらわあ」にマイカーで乗り込み、出発したのが昨夜のこと。

 

そして今朝着いたのは別府港。南港と宮崎を直接結ぶ便がないので、今日はまず別府で「地獄めぐり」をやってみることにしたんです。

 

私も家族も、別府に入るのは初めて。いわゆる「ベタ」な観光名所である地獄めぐりですが、経験したことのないその「観る温泉」の姿には、正直圧倒されました。

 

冒頭の写真は、その中の一つ「血の池地獄」です。まさに沸き立つ血の池そのもの。この熱泉は100度もあり、含まれる鉄分でこのような色を呈するのだとか。

 

他にも、まさに美しい珊瑚礁の海の色をしながら沸騰している「海地獄」や、グレーの泥の中からボコンボコンと泡が浮いては消えるものなどなど、8つの地獄には一つとして同じものがない。

 

地球の内部にあるマグマの力で地下水が熱せられて沸騰するのが熱泉、温泉ですが、その地下水がある土壌の成分、構成物によって、ここまでその姿が変わる、そのことに素直に驚いた次第。

 

そしてさらに驚くべきは、この全く様相を異にする「地獄」が、ほんの歩いていけるエリアに点在しているということです。土壌の成分がこの距離でここまで違うものか、と。

 

昔の人も驚き、不思議に思ったのでしょうね。だからこそきっと「観る」名所になり得た。やはりこういうものは実際に見てみないとわからないものですね。

 

たとえ「ベタ」と言われるものであっても、昔から人を呼ぶことが出来ている観光名所には、凄い力がある。地上に熱湯となって現れた大きなエネルギーは、その現れ方に地球の不思議をもって、人を惹きつけてきたのでしょう。

 

いつも地面の上に建物を建てている私も、改めてその地中での蠢きの大きさを目の当たりにして、「生きている星の力」への畏敬の念を新たにする、そんな想いの時間でした。