炎から連歌のように

2014.2.11|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-02-11 18.10.29

 

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は一日、KJWORKSモデルハウス「阿蘇小国の家」で、ご来館のお客さま方のご対応をさせていただきました。祝日ということで、たくさんの方々にお越しいただきました。ありがとうございます。

 

今日もとても寒かったこともあり、皆さんやはり薪ストーブの前に集まってこられます。「暖かいねえ」「火を見てると飽きないね」「暖房はこれ1台だけ?」などなど、色んなご感想、ご質問をいただきました。

 

私の方も色々とご説明します。薪ストーブの話をし、そして燃料となる薪の話から、KJWORKSの木の家づくりでは現場でゴミを出さず、木っ端を持ち帰って薪にしていることの話。

 

そしてそこから、無垢の木の家であることや、ストーブを焚いてもあまり乾燥しすぎない「呼吸する家」であること。漆喰や「美ら珊瑚」などの調湿効果をもつ仕上げ材料のこと。

 

またまた、ストーブ1台で暖めているここは、その性能を存分に発揮できるようなワンルーム的な「広がり間取り」となっていること。そのためには窓や断熱が大事であること。

 

さらに、ワンルーム的に感じられるよう、キッチンは吊戸棚がない対面型が多いこと。ワンルームの中で違和感がないように、木の家具のように造り付けられるキッチンが似合うということ。など、など。

 

自分でしゃべっていて感じますが、KJWORKSの家づくりの中で採用していることは、全てがつながっています。どれも、ひとつで完結する話はなく、相互に深く関連をもっている。

 

だから、ストーブの話から始まってもいつの間にかキッチンの話になるし、お風呂の話から始まってもそのうち床の無垢板の話になったりします。まるで和歌の世界の「連歌」のように、つながっていくんですね。

 

今日も、お客さまに知っていただきたい、是非ご説明したいお話を、お客さまのご興味のままに色々とつなげてつなげてお話していた次第。皆さんストーブの前で、楽しんで聞いていただけました。ありがたいことです。

 

そんな連歌のようなお話をしながら、ストーブのほうには薪をくべていきます。そして今日は、最後のお客さまが帰られてからも、ご説明しつつ入れた薪が、まだ熾火(おきび)となってたくさん残っていました。

 

冒頭の写真がその様子。お客さまへもお話したことですが、薪ストーブの炎って、日が暮れて周囲が暗くなってからのほうが、より魅力的ですよね。閉館前には照明が点いているので、これは残念ながらお客さまにはご覧いただけないものです。

 

話しづめでちょっと疲れたなあ、色々しゃべったけど、お客さまにちゃんと伝わったやろか?などと思いながら、灯りを落としたモデルハウスの中で、熾火の様子を眺めながらしばしの休息。

 

なんとも言えない暖かさ、そして炎に吸い込まれるような感覚。これは、今日の私なりの「おもてなし」へのご褒美か?と思えるほどの贅沢な時間を、一日の最後に楽しませていただきました。