環境技術の鉄工所

2013.6.11|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

?

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

?

今日は朝から、スタッフ総勢5人で、広島県福山市まで日帰り出張に行ってきました。太陽熱温水器の会社、株式会社寺田鉄工所さんへ、その製品と工場の見学でのご訪問です。

?

寺田鉄工所については、4月18日に、このブログに「秘密のガラス管」と題して書きました。二重の真空ガラス管を使って、非常に効率的に太陽の熱を集める仕組みをもった太陽熱温水器をつくってらっしゃいます。この事業は、元々鉄工所である同社の、一般住宅向けの新しい事業なんです。

?

寺田社長がくらしの杜にご訪問下さった際には、パンフレットとその真空ガラス管のサンプルを見せていただきました。でも、やっぱり現物を見て、仕組みを理解しておかないと、自分の言葉でお客さまへご説明、ご提案ができませんから。

?

そんなことで、朝7時に彩都を出て、10時に福山市にある同社へお邪魔しました。製品の実験を兼ねていくつも置かれている太陽熱温水器の現物、そして実際の施工のための研修をおこなうための機器など、色々と見て、学んできましたよ。

?

冒頭の写真はその研修用の現物の機器。一言で太陽熱温水器といっても、色んなタイプがあります。写真に写っているのは、真空ガラス管が並んだ上の部分に、お湯ができるタンクがあるタイプです。

?

前回のブログにも書きましたが、某太陽熱温水器会社の強引な商法が元で、この分野の機器は一時かなり衰退をしてしまいました。でも、この真空ガラス管という技術を得て、非常に優秀な製品としてまとまっている。今日はそれを実感することができました。

?

あとはやはり、この優秀な製品を「いかにして目立たせずに上手に設置するか」というところ。ただ、写真に写っている一番大きなもの、これは「密閉式」というタイプで、これだと必ずしも屋根の上に載っている必要はありません。これも大きな進歩です。設置場所に選択肢が多いというのは、我々にとっては嬉しいことです。

?

今日、面白いものをいただいてきました。同社の真空ガラス管を使った太陽熱調理器「エコ作」です。ガラス管の周りに反射板を取付け、日向において太陽熱をゲットして調理に使おう、というものなんですよ。ガラス管に水を入れて置いておけば、60分ほどでお湯になるそうです。面白い!

?

これは同社の販促商品だとも言えますが、同製品のWebページにもあるように、子どもたちへの環境教育のためのグッズとして、とても有用なものだと感じます。

?

真空ガラス管の中ではお湯がわき、でも外側は普通に触ることができる。ガラスで出来た「熱を集める魔法瓶」。その不思議さによって、太陽熱エネルギー利用というものを、子どもたちが楽しく面白く学べそうです。

?

次代の子どもたちに、このような素晴らしいエコな技術を伝えることは、我々大人の義務だと思いますし、それに配慮したこうした商品がつくられているのは、とても素晴らしいことですね。

?

今日は、製品の素晴らしさ、寺田社長が縷々語る、今後やっていきたい環境技術のお話、そして同社のこのような環境教育へ姿勢など、色んな事を学ぶことが出来ました。寺田鉄工所の皆さん、どうもありがとうございました!