画竜点睛

2014.3.27|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-03-23 17.39.43

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

池田市で新築工事を進めてきた木想家、いよいよお引渡し目前となりました。着工から半年近く、一番最初のプラン(間取り)からお客さまと一緒に家づくり進めてきた私としては、やはり胸に迫るものがあります。

 

先日はこのお宅をお借りして、「お引渡し前の木の家を見る会」を開催させていただきました。そしてそのあと、お施主さまとの打合せを終え、仕上がったこの家の内部に、最後のパーツが取り付けられましたよ。

 

それは、KJWORKS現場担当の大村と、施主のTsさんが特別に注文してこられた、照明器具です。1階の「憩いの間」と、2階のダイニングテーブル上、2つのペンダント(吊り下げ照明)でした。

 

KJWORKSの木想家において、照明器具選びの基本的な考え方は「シンプルイズベスト」であり、「器具でなく、灯りがあればいい」というものです。ゴテゴテしたシャンデリアなどは、まず登場することがありません。

 

でも、そんな中でワンポイント的に「主張する照明器具」を入れたほうが空間が締まる、ということもあります。今回はその役目を、それぞれの階にひとつずつ入れたこれらの器具に担わせている、というわけなんです。

 

冒頭の写真は、2階ダイニングのペンダント。琺瑯のシェードも、ねじれたコードも、とてもいい感じですね。今回の2つの器具は共に、以前「阪神よいとこ:芦屋flame」としてこのブログにも書いた、「flame」さんの照明なんですよ。

 

私もとても好きな器具をつくってらっしゃるflameさん。そのシンプルでありながらしっかりとした「ものづくりの主張」のある器具達は、まさにこういった「空間のワンポイント」となり得る力をもっています。

 

器具を取り付けてみて、スイッチをいれてみて、やはり非常に良い雰囲気です。それまでもこの木と漆喰の空間はとても素敵でしたが、さらにこのワンポイントが入って、グッと引き締まる感じ。

 

最初のプランをつくっている時、この光景は想像していませんでした。いや、絵画の世界で言うところの「画竜点睛」とは、こういうことをいうのでしょうね。ちょっと感動してしまいました。

 

さあ、最後の目玉を入れ終えて、この木想家、果たして龍のように「暮らしの高み」へと登っていってくれるでしょうか。その出発となるお引渡しは、明日であります。