痛がらせあいっこ

2015.3.19|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2015-03-19 11.53.26

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は、KJWORKS阪神の木の空間に、またも「いたたたた!」の声が何度も響きました(笑)。こういう講座は他にあまりありません。そう、山内貴子さんによる「耳つぼスワロフスキー」の講座での出来事です。

 

今日は、今まで二回開催された、資格取得を想定した本格的な講座ではなく、「簡単耳つぼ、リフレッシュ」と題した入門編。皆で耳つぼを知って、スワロフスキーでお洒落しながら元気になりましょう、という感じでした。

 

私は前回の講座でその痛さに悶絶して、もうよくわかっていますので、今日はオブザーバーに(笑)。四人の参加者の皆さんは、まず耳に110個もツボがあると知って感心し、その種類を学び、最後に実技としてペアで耳つぼの刺激し合いをおこなっておられました。

 

冒頭の写真がその様子。私、つくづく思うのですが、この「ツボへの刺激」というのは不思議なものですね。する方も、される方も。だって、ものすごく痛いところほど「当たり」なんですから。

 

皆さん、ちょうど自分の体の悪いところに相当するツボのところで「いたたたた!」となります。そこで「あ、やっぱり目から来ている肩こりですね」とか、「あ、胃が弱ってますよ」などとわかる。

 

そうすると、痛くて泣きそうなのに嬉しい、という変な感覚になります。苦しいのと嬉しいのと、混ざっている。「もう一回そこ突いて下さい」なんて言ったりして。

 

そしてお互いにやっていると、刺激する方も変な感覚です。痛いほど当たりだとわかってやっているので、相手がちょっとしか痛がらないと、何だか物足りない。ものすごく痛がってくれると、すごく嬉しい(笑)。

 

そんな感じで、ほんの少しSMチックな喜びすら覚えそうな耳つぼ刺激ですが、終わるころにはもう肩こりの軽減など、目に見えてよくなる方もおられたりして、とても効果があるのがよくわかります。面白い。

 

「良薬口に苦し」なんて言葉がありますが、ツボ療法はまさにそういうものなんですね。その時は猛烈に痛いけれど、その痛さという刺激が徐々に身体の中に広がっていって、広がりながら痛みが癒やしに変わっていく、という。

 

なんだかそれって、心ある人からの一見キツい言葉による助言、みたいなものではありませんか。その時はすごくショックを受けるけれど、じわじわとそれが自分の心に染みてくる、そんな言葉。

 

痛いほどにキツいほうがいい場合もある。身体にも、心にも。その痛みが自分に染みこんでくるものなら。

皆さんがツボ刺激で痛がりっこ、痛がらせあいっこを楽しんでいるのを見ながら、ぼんやりとそんなことを思っていた私でした。