眺めの想い出

2014.4.26|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

まず、冒頭の写真は、今から6年前のものであること、おことわりしておきます。今日は芦屋に建っているある木想家にお邪魔して、その家づくりのこと、住まわれてからのこと、お聞きしていました。その、楽しい思い出の写真なのです。

 

色々とお聞きしていた、というのは、シティライフの季刊フリーマガジン「Life+」の取材でした。私がこの夏から芦屋でKJWORKS阪神として志事を始めるにあたって、Life+にもその記事を掲載しています。その2回目として、お客様の声を掲載させていただく、というお話なのでした。

 

芦屋にお住まいのMsさんに快く了承いただいて、家の写真を撮らせていただきながら、KJWORKSとの「なれそめ」や、家づくりの際の思い出、住まわれてからわかったこと、家の中で好きな場所のことなど、ライターさんのヒアリングが進みます。

 

そんな中で、家づくりの時の思い出として、冒頭の写真が表している出来事の話が出ました。この木想家を語るにあたって、この写真ははずすことが出来ないもの。家をイメージしていただくための、私たちの工夫だったのです。

 

写真には、電信柱の上部の工事の時に使われたりする「バケット車」がありますね。そこにお客さまが乗られて、遠くを眺めておられます。下にはKJWORKSの監督が、定規を持って立っていますよ。これは、何をしているところ?

 

この木想家は2階リビングで、今日もその部屋でお話を聞いていたのです。でも、この家が出来る前に、そこからの眺めはわかりません。リビングの位置からは、南側の眺望はどのように見えるのか?そして目の前を少し邪魔している、お隣の家の屋根は実際どれくらい視界に入るのか?

 

それを事前に確かめるために出動したのが、このバケット車です。地面に建物の平面を描き、高さを正確に測ってバケットを移動すれば、実際に2階リビングに立ったのと同じような眺望が得られる。それをお客さまに知っていただくために、この写真のような「確認作業」がおこなわれた、というわけなのでした。

 

6年前のその眺めを含め、家づくりをご一緒に楽しまれたことは、Msさんにとっても良き想い出になっているようでした。そして竣工した後に「家守り」で何度も訪れ、部分的にメンテナンスや改善を施していることも、「家が少しずつ自分たちにフィットしてきている」とお話くださったんです。

 

「暮らしの実現」「納得の家づくり」をお客さまにご提供したいと考えている私どもにとって、このような住まい手さんのお言葉は、何よりも励みになります。こんなに嬉しいことはありませんね。

 

バケット車からの「眺めの想い出」、そして家づくりの中での色んな出来事。それを、お客さまと共有できていればこそ、このような取材のご依頼についても、気持よくご協力してくださるのだなあ。そんなことを感じていました。

 

KJWORKS阪神ができ、私が芦屋へ赴任するのも、すべて「より近くでの暮らしの実現」のためであり、さらに「お近くからの家守り」のためでもあります。今日はそのことをもう一度思い出させてくれるような、これからの志事の仕方を教えてくれているような、そんなありがたいひとときだったのでした。

 

5月半ばに配布が始まるLife+、そんなお客さまとの想い出の時間を色濃く反映した記事になっています。乞うご期待!であります。