空と緑と木洩れ陽と

2014.4.27|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は珍しく、食べるもののお話なのです。しばしおつきあいくださいませ。

 

私は今日、終日「くらしの杜」で建物の中。午前中はご来館のお客さま対応の当番、そして午後はリフォーム工事の見積作業でパソコンに向かう一日でした。

 

でも世間では、もうゴールデンウィークが始まっているのだそうですね。まあそれは良いのですが、ここ何日かの陽気には、室内で黙々と作業をしているのがもったいないような気分になります。ご来館のお客さま方も、中央広場のパラソルの下でランチを楽しんでらっしゃいました。

 

本当にこの時期、アウトドアでの食事やお茶が、とても気持ちいいですね。今日、お客さまの様子を見ながら自席で作業にいそしみつつ、私の脳裏には、先日のお休みに行って大いに癒やされた、ある光景が浮かんでいたのです。

 

冒頭の写真がその情景。いやはや、なんとも心地の良い場所でしょう?ここは、生駒山の中腹に位置する、あるレストランです。「スリランカ料理」を食べさせてくれるお店なのですが、そのアウトドアの席の眺望といったら!

 

青空と、丘陵と、さらに遠くの山々を望む素晴らしい場所に座ります。そうしたらちょうど席の真上に桜の枝が延びて、席に陰をつくり、そこから木洩れ陽が漏れてきていました。葉桜になったばかり、その新緑も非常に美しい。

 

私はちっともグルメではないので、出てきたスリランカ料理とやらが、インド料理やネパール料理とどう違っているのか、それは全くわかりません。でも、この限りなく広がる眺望の中でいただくスパイスの効いた料理は、とても心を開放してくれるような美味しさでした。

 

石垣島から帰って、ちょっと色々と詰め込んでしまっていた私の脳味噌を、優しく解きほぐしてくれるような、そんな時間。店に入って、注文して、でも食べるまでにしばらくボケーッと遠くを見ていました。食べ始めてからも、とても緩いペースになりますね。

 

それはあたかも、料理と景色を交互に味わっているような、そんなひとときでした。そのどちらもにすっかり満腹して、ふと時計を見てびっくり。お店に入って、二時間も経っていたんです。

 

頭や眼が疲れた時、遠くを見るといいと言います。また、緑の色は波長がもっとも中庸で落ち着いているので、眼にやさしい、とも言います。新緑の候の山々を遠く眺めるこの席での時間は、まさにその両方で、じっくりと私の頭や眼を癒してくれたのでした。

 

昨今、日本の四季の中で、年々「春」と「秋」が短くなっているように感じるのは私だけでしょうか。それは年令による単なる感傷なのかもしれませんが、近年の異常な気象も関係していると感じます。

 

そんな「外で過ごしたい時季」が短くなるのは、とても寂しいことですね。それが進行しないことを祈りつつ、こんな気持ちのよい場所での「外でのご飯」、この時期にもっとあちこちで楽しんでみたいところ。

 

今日は社内で黙々と作業をしながら、その楽しさを反芻していました。そして、この短い時期にもっと「外のご飯」の機会をもたねば、そんなある種の切迫感のようなものを感じていたのであります。