縮緬のプレゼント

2013.8.28|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

月曜に行った吹田の現場で、棟梁から「これ、お客さまから山口さんへ、預かってるよ」と、荷物を手渡されました。えっ、私に?なんやろ?袋の中身は、何か四角い薄いものがたくさん入っている感じ。

 

早速出してみると、可愛らしい柄の布地を使ってつくられた、カードケースでした。色んな柄で、全部で24個も入っています。おお、これは!私にはそれらが手づくりであること、そしてつくられたのが誰か、すぐにわかったのでした。

 

というのは、このブログにも以前、『「人形づくり」の木想家』と題して書かせていただいたのですが、このお宅に住まわれるお父さんお母さんは、「人形づくり」を生業にしておられて、その教室も開いておられます。いま出来つつあるこの木想家でも、その人形づくり教室が出来る間取りになっているんですよ。

 

以前おじゃました時、その人形づくりに使う布地、その反物をいっぱい見せていただきました。このカードケースは、きっとその布地で、お父さんお母さんがつくってくださったのだろう。私にはすぐにピンときたのですね。

 

社に戻って早速お客様に連絡をとり、お礼をさせていただきました。やはり思った通り、これはお母さんの作品とのこと。人形づくりで出た端切れを使い、中の芯も、空き箱などの再利用をしてつくってくださった、エコなカードケースだったんです。

 

ありがたいご縁で家づくりをさせていただいているお客さまからの、私どもへのお心遣い、とてもとても嬉しいことです。Tiさん、本当に、どうもありがとうございます!心から感謝です!

 

「スタッフの皆さん、大工さんにも使ってもらって下さい」とのお言葉をいただきました。ということで、社内に通達し、テーブルの上に並べてみたんです。一部ですが、冒頭の写真がそれ。いやあ、どれも、何とも良い雰囲気でしょう?

 

どれも、使われている布は「縮緬(ちりめん)」。表面にシボ(凹凸)があって触り心地がいい、私も好きな布地です。6種類の柄がありましたが、その中から私が選んだのは、大きな柄で兎が描かれているものでした。

 

実は私、ちょうどアルミの名刺入れを紛失してしまって、困っていたところだったんです。なかなか買いに行くこともできず、手帳のポケットに入れたりしていた次第。ですから、このカードケースのプレゼント、なおさら嬉しいのですね。

 

早速、私の名刺を入れてみました。すると、どうでしょう!ちょうど、右上にある「KJWORKS」の文字だけが見えるではありませんか。これはもしかして、私たちの名刺のためにデザインされたもの?そう思えるほどに、ピッタリなんです!

 

いや、お父さんお母さんにも名刺を渡したし、ほんまにそうかも?などと思いながら、その名刺を入れた姿に笑顔で眺め入る私。そして、他のスタッフも、思い思いに好きな色を選んで、頂戴いたしました。ありがとうございました。

 

さあ、明日からこの名刺入れが活躍しますよ。名刺を誰かに渡すたびに、「可愛らしい名刺入れですね」「あ、わかりました?なかなかいいでしょ?実はこれね、お客さまから・・・・・・」なんて、会話が弾むかな。面白そうやなあ。

 

嬉しい縮緬のプレゼントに、私の楽しい妄想は、膨らむばかりであります。