風景に馴染む

2014.5.15|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS 木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日はスタッフの大村くんと、築10年を超える住まい手さんを何軒か訪ねてきました。家の誕生日と、KJWORKS阪神のご挨拶を兼ねて、です。

 

どの家も、しっかりと歴史を刻み、段々と風格のようなものが備わってきて、それを見るのがとても楽しいです。また、それと併せて、メンテナンスが必要な部分のチェックも欠かせません。

 

冒頭の写真は、三田市にある築12年の木想家です。有馬富士を望む、とても自然豊かなところに建っていて、トンガリ屋根の板張りの風情は、まさに山小屋に近いものがありますね。これでも二階建なんですよ。

 

建物の内部も全て柱や梁の表しで、床も壁も全て板張りです。建物の外の板も、中の板も、12年という歳月を経て、何ともいえない表情になっていましたよ。

 

アポなしで急に訪れたのですが、奥様がおられ、中に入ってお話をすることができました。本当にお久しぶりで、ご無沙汰をお詫びしつつ、阪神のこともきちんとご報告出来てよかった!

 

不思議なもので、家の中でその空間を味わっていると、つくった当時のことが頭によみがえってきます。奥様との懐かしい話で、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

最後に、奥様が言われた一言が、とても印象深く、胸に残るものだったんです。

「だいぶ、風景に馴染みましたか?」と。

私は答えました。「はい、だいぶ、自然の一部になってきましたね。」

 

本当に、まさにそんな感じで年を重ねている、素敵な大自然の中の木の家。こんな風に家が古美て(ふるびて)いくことは、一つの理想なのかもしれない、今日はそんなことを感じた私でした。