見習いのころ

2014.8.13|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-08-13 14.37.22

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日も朝から、お盆休みのKJWORKS本社、彩都の「くらしの杜」で自分の荷物の整理をしていました。本は昨日運び終えたので、今日は家づくりに使った過去の資料類などが対象です。

 

お客さまの家づくりに関する資料は、全て個人情報になります。よって、それを処分する場合は、その機密保持が原則。弊社の場合は、「シークレットデータBOX」という、それ専用の箱を使っています。

 

個人情報に関わる資料か、そうでないか。それを選り分けるのはかなりの手間です。しかし大切なことですので、それをしっかりと選別していると、一日たっぷりかかりました。

 

そして、さらに困ったことに、資料を見ていると、その頃の思い出が甦ってきて、ふと気づくとじっくり中身を見ている、なんてことになっています。いかんいかん、と思いながら、しばしば手が止まってしまって(笑)。

 

そんな中で、ちょっと面白いものが出てきましたよ。私がKJWORKSに入った15年前のころの手描きプランです。これは、私がその頃つくっていた木想家の図面を手で描き写していたものですね。

 

いわゆるビルディングの設計をやっていた私が家づくりの業界に入って、まさに右も左もわからない状態。でもその気持ちの良い家づくりに憧れて入社したKJWORKSの家の間取りを、何とか自分のものにしたい、そう思って描き写していたのでした。

 

いやあ、15年前の自分の手描きの絵を見ながら、しばし感慨にふけってしまいました。見習いのころ、自分はどんなことを考えて先輩たちと家づくりをやっていたのかなあ、なんて。

 

私が入社した時、設計のチーフは正井さんという方でした。非常に才能のある、また個性的でもある先輩でした。そのすごいプランに負けないように、お客さまに喜んでいただけるように、その後自分が基本設計を担当するようになっても、ずっとそう思って、15年やってきました。

 

今もお客さまに間取りのご提案をしていて、その想いは変わりません。でも、この見習いのころに自分がもっていた熱さは、ずいぶんと「慣れ」に冷まされてしまったのではないか。

 

そんなことも、今日はこの手描きの絵を見て、考えさせられましたね。KJ阪神に移っても、熱い想いでお客さまに接し、木の家の素晴らしさをお伝えすること。それが出来ずして、お客さまの笑顔は見られませんから。

 

今日は思いがけず出てきた昔の絵に、初心に還るという意味で刺激をもらえたのでした。しかし、その故もあってか、資料整理は大幅に遅れてしまったのであります(涙)。

 

まあ、たまにはこういう時間も良しとしましょう。何とかまとめ終わって、さあ、明日は阪神事務所で終日セッティングです!