質感と性能のリフォーム

2014.12.15|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-12-15 09.49.36

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日から、宝塚市でのリフォーム工事が始まりました。私も朝一番にお伺いし、大工さんたちと作業内容の再確認をして、お客さまにも再度ご説明してきたんです。

 

今回のリフォームは、リビングダイニングの床の張替えと、玄関ドアの取替え。全体でなく部分のリフォームでも、木の床、木のドアの醍醐味と暮らしの性能向上をお客さまにお届けする内容となっています。

 

冒頭の写真は、既存の床を大工さんがめくりはじめたところ。この床、見た目は木の床ですが、それは表面だけ。中身はベニア板で、厚みも12ミリしかありません。今回この床は一部凹んできたのが、リフォームのきっかけとなりました。

 

築35年ほどですから、当時はこういう床が多かったのですね。そしてもちろん、床の下には断熱材はありません。冬は北風が床の下を通り抜ける場所なので、かなりの冷え込みです。

 

そこで今回の工事では、凹んだ部分を含めてこの部屋の床を一旦全て撤去します。事前の調査で、床を支えている「根太(ねだ)」は健全だとわかっていますので、床板だけを。

 

そしてその根太の間に、ポリスチレンフォームの断熱材を設置します。その上で根太の上からまず構造用合板を張り、その上から無垢のナラ材の床板15ミリを張っていきます。

 

床下一面に断熱材が入ることと、そして床仕上げが合板でなく無垢の木の床になることで、底冷えもなくなり、そして合板特有のペタペタした肌触りもなくなる、というわけですね。

 

元は木でできた玄関ドアも、ずいぶん傷んできて、隙間風が入るようになってしまっていました。ペンキを塗って見た目もいまひとつですし、こちらも板張りで新調し、枠も調整してぴったりのしつらえになります。

 

床も、玄関ドアも、質感と性能の両面で暮らしの価値があがるリフォームです。住まいながらの工事でお客さまへのご迷惑が最小限になるよう、今週一週間で一気につくってしまいますよ。

 

お客さまに、断熱の入った無垢の木の床で、心地よいお正月を迎えていただくための一週間。今日はbeforeの様子でした。そしてまたこのブログで、afterもご紹介してまいります!