車と庭と

2014.10.17|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-10-16 11.50.19

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

昨日のことになりますが、新しい家づくりのご相談をいただき、お客さまのお宅へおじゃましてきました。阪神地区での新しいご依頼、ありがたいことです。ご縁に感謝ですね。

 

今あるお宅をリフォーム出来そうか、一度見てほしい、というご相談で、それを確認するためのご訪問でした。あらかじめお聞きはしていましたが、道路よりも土地が少し高くなっていて、石積みが周囲にまわっています。緑も豊かでとてもいい雰囲気の土地でした。

 

お客さまのお悩みごとは、敷地に駐車場がないこと。今回のリフォームにあたっては、一部敷地を掘り込む形で、駐車場をつくりたいとのご希望です。

 

実はすぐ近くに、築11年を数える木想家があるんです。お客さまもそれをご存知でした。今回のご依頼は、そのお宅を見ておられたこともあるのかもしれませんね。

 

冒頭の写真は、ご訪問後に寄って撮ったその木想家。11年経って、風格が出てきている感じですね。お留守でしたので外からしか見られませんでしたが、この大きな柿の木も含めて、お庭がとっても素敵な場所なんですよ。

 

今回ご依頼くださったお客さまの土地も、その庭がとても良い感じ。でも、今の建物を残してリフォームすることを前提として車の置き場を考えると、その位置関係から、どうしてもその南側のお庭を削らないといけません。

 

それはあまりにも勿体ないことに思えたので、そのまま正直にお伝えしました。「このお庭は、つぶすには忍びないです」と。そうしたら、お客さまも内心そう感じておられたのでしょう、その言葉を喜んでいただけました。

 

さあ、ではどうする。その内容をここに書くことはできませんが、「お庭は残す」ということありきで、色んな打合せをし、私の方からご提案をさせていただくことになったんです。

 

永く暮らしてきた土地と家。もちろん愛着がおありでしょうし、それはお庭も同じのはずです。車を優先してお庭を縮小する提案は簡単ですが、でもそれをしない方法を、難しくてもまず考えるべきですよね。

 

打合せを終え、写真の木想家の前に立って、生け垣の向こうに見える素晴らしいお庭を、しばらく眺めていました。そして、やはりそういうご進言が出来てよかった、そう心から思えた次第。

 

さあ、素敵なお庭を活かして、家も心地よい木の家に。これから私からのご提案、検討スタートです。見慣れた庭を木想家から楽しむ暮らし、ベストなご提案に向けて、腕が鳴ります!