青梅雨の癒し

2013.7.4|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家の暮らしプロデューサー、山口です。

 

今日は私、お休みをいただいていました。休みの日にリフレッシュしたい時、私が好んですることは、ふたつあります。ひとつは歴史ある社寺仏閣に行って、古建築群の中に身をおくこと、そしてもうひとつは「川の流れを聞きにいく」ことです。

 

今日はあいにくの雨でしたが、用事のついでに、宇治川へ寄ってきました。宇治川はとても好きな場所のひとつで、何度も訪れているところです。

 

川の中州にあるベンチに座ってボケーッとするのがとても良い癒しの時間なのですが、今日は雨でベンチにも座れないため、それは断念。ちょっと宇治川の上流へと傘をさして歩いてみたんです。

 

そうしたら、今まで知らなかったお寺を見ることができました。川の流れのところから、長い長い坂をあがった山の中にあった伽藍は、「興聖寺(こうしょうじ)」という曹洞宗の寺院でした。あとで調べてみると、元は曹洞宗の始祖、道元が開創したという、とても由緒あるお寺のようです。

 

冒頭の写真は、その山門を入って、今上がってきた長い坂を見返したところ。この坂に、両側から楓の木の枝が覆いかぶさって、まさに緑のトンネルのようになっているんです。

 

その中をゆっくりと上がりながら、先日知った言葉を思い返していました。『雨の名前』という本で知ったその言葉は「青梅雨」。意味はこうです。「木々の青葉をなお鮮やかに、色を濃くして降る雨」。

 

今日、宇治に降っていた雨は、まさにそういう感じの雨だったんですね。この楓のトンネルの緑も、雨によって青葉の色をさらに鮮やかにしているように思われました。

 

川の流れを見、その音を聞くのに加えて、今日は梅雨ならではの緑のパワーをもらえたような気がします。気分もリフレッシュ、新鮮な気分で明日を迎えられそうです。雨でも、行ってよかったなあ!