駒にあやかって

2013.10.9|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

先日の二世帯住宅のお引渡しの際、私どもからお客さまに「竣工祝い」をお送りいたしました。そうしたら、お客様の方からも、私、松尾、竹口、木谷棟梁へ、それぞれご用意してくださっていたものがあったんです。ありがとうございます!

 

何度かこのブログでもご紹介しましたが、こちらのご両親は、人形づくりをなさっていて、教室を開いておられます。新しい家にもその教室となるスペース、そして材料となるたくさんの反物のための収納が用意されています。

 

そのご両親が、関わったスタッフひとりひとりに、額に入った「絵」をつくってくださったんです。絵と言っても、布地を何種類も使った立体的なもの。人形づくりの技術による、なんとも言えず美しいものなのです。Tiさん、お父さんお母さん、本当にどうもありがとうございます。大切にいたします!

 

絵のテーマもひとりひとり違っていました。松尾くんもブログに書いていましたが、「見返り美人」でしたね。私のは「馬」の絵。どこかで見たことがあるようなこの馬の人形の絵、ちょっと調べてみました。

 

これは、青森県八戸市の伝統郷土玩具、「八幡馬」なんですね。昔から馬とともにあった東北地方の暮らしの中で生まれた、たくさんの種類の木彫りの馬の人形たち。その中でも福島の「三春駒」、仙台の「木下駒」、八戸の「八幡馬」を総して、日本三駒と呼ぶのだそうですよ。

 

古来より、馬は縁起の良い動物として扱われています。生命力をあらわすシンボルとして、躍動感ある活動的なイメージが尊ばれてのこと、なのでしょうね。この八幡馬の人形も非常にカラフルで、まさに生命がほとばしるような強い色彩のものです。

 

そんな縁起の良い馬の絵をいただいて、私はなんだか、お客さまに叱咤激励されているように感じました。「もっと前向きに、もっと活動的に、もっと元気を出して、頑張れ!」と。この、炎のように赤い馬にあやかって。

 

本当だなあ、来年には新しい場所で頑張ってやれるよう、もっと自分を強く、素直に、磨いていかないと!そんなことを痛感させられた次第です。

 

見るたびに元気が出るようなこの「八幡馬」、KJWORKS阪神の拠点ができたら、そこの良い場所を選んで、飾らせていただきます。