高い土地、低い土地

2013.2.7|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家の設計士、山口です。

 

今日はまた新しい敷地との出会いを楽しんできました。これから、KJWORKSの「住まいの提案」が始まっていきますよ!

 

今日の敷地もそうだったのですが、土地というのは全てが平らな、道と同じ高さのものばかりではありません。むしろ、道との間に段差がある土地のほうが多数派かもしれませんね。道よりも低い土地、道よりも高い土地、どちらもあります。

 

KJWORKSの「くらしの杜」がある箕面市を始め、山沿いの土地には、道よりも段差があって高くなっている土地が多いように思います。宝塚市なども、そういう敷地が多いですね。

 

今日の敷地はその逆、道路よりも低くなっている土地でした。高い場合と低い場合、どちらも私がまず土地を見て考えるのは、「駐車場をどこにとって、どう車が入るか」です。人は段差を階段で動けばいいですが、車はそういうわけにはいきませんから。

 

車の入るスペースを決めたら、それ以外の場所で建物がどんなかたちになるかを想像します。特に今回のように低くなっている土地は、周囲から水が入り込んできがちですので、それに対して建物はどうすべきか、土地を嵩上げしてつくるのか。

 

今回は冒頭の写真のように排水溝がしっかりと整備されていたので、雨の排水は特に問題ないようです。でもその辺りは、事前にしっかりと調査をしておいて、「土地の水はけ」についても思いを巡らせておくことが大切ですね。

 

また、土地に高い低いのレベル差がある場合、建物そのものの工事費に加えて、その段差処理にお金が必要になってくるケースが多いです。なので、やはり事前にしっかりと土地の性状をしり、家のコストではなく、家づくり全体のコストとして考えておくことが望ましいと思います。

 

段差のある土地に家を建てる時、平らであれば考えなくてもよい様々な要因が、家づくりの検討事項に加わってきます。でもそれは、必ずしも悪いもの、ではありません。それをポジティブにとらえてプラン検討ができた時には、逆に平地よりも面白い、変化のある間取りが生まれたりもするのですから。

 

高い土地、低い土地と出会った時、その特性をうまく取り込み、その土地だからこそ出来る家づくりを提案する。それがKJWORKSの理想とするところです。

 

今日対面を果たしたこの土地にも、この土地ならではの良さがありました。それをお客さまにしっかりとご説明するところから、この土地の特性を活かした家づくり、スタートであります!