KURAGEおめみえ
ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。
今日の夕方、以前にブラインドやロールスクリーンを取り付けてくれたシーフォレストさんが、また来てくださいました。実は一点だけ、まだ取り付けていない窓まわり用のファブリックがあったんです。
冒頭の写真がその取り付け後の姿。布を折りたたんで上へたくし上げていく「プレーンシェード」というタイプの製品につくってもらったこの布、実に私好みの逸品なのです。
画像ではいまひとつよくわかりませんが、これは手刷りによる二色プリントの柄。放射状の線で描かれた「ウニ」のような円が、紺色のものとラメの感じの水色のもの、半分ずつずれて描かれています。
わざとアシンメトリーにつくっているこのセンスもいい感じ。いかがでしょう、この布、どこかしら和風な感じがしませんか?ポップなようで渋い感じもする、モダン和風な感じが。
私もそういう雰囲気をもつこの布がとても好きなんですが、でもこれは日本の製品ではありません。デンマークのメーカーによるものなんですよ。その会社の名は「KURAGE(クラージュ)」といいます。
シンプルなかたち、その繰り返しの妙、色使いの妙。手刷りにこだわったそのプリントの風合いは独特で、画像では伝わりません。間近に見るとその面白みがよくわかる、そんな布なんです。
いやあ、デンマークから布が届いて、それを縫製してプレーンシェードに仕立てあげるのに、ずいぶん時間がかかりました。なので、これの取付だけが遅れてしまったというわけなのでした。
でも、思った通りの出来栄えに、満足満足。これでプレーンシェードも含め、当初予定した窓まわりのしつらえサンプルが、ようやく出揃ってくれました。
ちなみに写真のこの場所は、窓ではなくてトイレや洗面の入口への通路部分です。プレーンシェードは窓まわりだけでなく、このように空間同士を仕切るという使い方も出来る、その見本にもなっているんですよ。
まあ、付けたいブラインド、スクリーン、シェードを全部つけようとしたら、事務所にある窓だけでは足りなくて、その窮余の一策ではあったのですが、ちょうどよい目隠しにもなってくれました。
KJWORKS阪神の事務所には、窓は2つ。でもこのようなブラインド・シェード類は、合計5種類も取り付けられています(笑)。KURAGEをはじめとしたファブリックの設えも、よろしければ是非、見にいらしてくださいませ!