無料で話せるスマートフォン?

2010.10.24|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

先ごろ、いわゆる「スマートフォン商戦」に出遅れていたKDDIが、新しく米グーグルの携帯電話向けOS「Android(アンドロイド)」搭載の3機種を発表しましたね。

 

それは、巻き返しを図るKDDIの姿勢としてよくわかるものだったのですが、私がとてもびっくりしたのは、それと同時に、インターネット電話ソフト「Skype(スカイプ)」を使えるようにした、ということです。

 

何故って、スカイプというソフトは、インターネットを通じて、同じスカイプユーザー同士で無料通話ができるというソフトなんです!通話料金による収入をその柱としている携帯電話会社が、そんなことして大丈夫なの?と思うのも無理はないですよね。

 

でも、他者から出遅れているKDDIにとって、この決断は「博打」ではなく、かなり周到に考えられたものである、というコラムを呼んで、なるほどなあ、と思いました。

 

私はあまり通信業界のことは詳しくありませんが、その世界の大きな趨勢としては、音声通話というもの自体がすべてIP(インターネット・プロトコル)化され、データとして運ばれるというのが、もう時間の問題なのだそうです。そうなると「何秒で何円」といった料金体系は意味をなさなくなり、今のメールやWEBのように、定額使い放題になるのが、当然の流れなのだとか。

 

それ自体に私は驚いてしまいましたが、しかし実際の話だそうです。それをふまえてKDDIは、それならむしろ早い段階で無料サービスを提供し、世界中で1億2400万人ものユーザーをもっているスカイプをパートナーとするほうが、将来に向けての得策だとふんだのでしょうね。

 

いやあ、何ともすごい話です。いずれ電話は全て無料、あるいは安い定額料金になるのでしょうか?そうなった時、docomoやKDDI、SOFTBANKといった会社は、何で収入を得るのでしょうか?ハードがものすごく高くなるのでしょうか?

 

正直なところ、私には全く想像がつかないのであります。