俵屋の不思議

2010.12.15|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

俵屋と言えば、泣く子も黙る(?)京都の老舗旅館です。その建物、そのお庭の素晴らしさは、つとに有名ですね。

 

この本は、作家・村松友視氏が、その俵屋の素晴らしさ、その本質を、丁寧な取材によって浮かび上がらせたものです。

 

実際に泊まってみての体験は当然として、その室礼、その舞台裏、出入りする職人さん達、関わる骨董屋さんなどの業者さんたちにいたるまで、かなり突っ込んだ取材であり、とても興味深いものばかり。

 

当然、女主人である佐藤年さんへのインタビュー、そしてそのご主人、故アーネスト・サトウ氏のことにも話は及びます。

 

この超有名老舗旅館がいかに成り立っているか。そして「京都」というものの奥深さも実感できる一冊であります。