修理中の城を見学

2011.1.10|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

himeji

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

昨年3月に、「姫路城としばしのお別れ」と題して、5年間に渡る平成の大修理のことをブログに書きました。

 

ところが、さすがというか何というか、国宝・姫路城をもつ姫路市は、えらいことを考えているようですね。修理している姫路城を見学できる、しかも天守閣を同じ高さの建物から見学できる。そんな施設をつくっているのだとか!

 

画像はその、姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」について紹介されているものです。すごい大きさですね。

 

確かに、このような古建築を修理する際には、その全体を覆う素屋根(工事用の仮設屋根)をかけてからおこなうのが通例ですが、その「覆い」を完全に施設化して、見学者(観光客)を呼べるものにしようというわけです。商魂たくましいとも言えますが、工事中であることを逆手に取るその発想が面白い!

 

でも、確かにこうすれば、修理していない時には見ることが出来ない大天守の屋根、装飾がほどこされた外壁なども間近に見られて、逆に見学者にとっての付加価値がある、とも言えますよね。私などはその付加価値の凄さにいまさらながら気づいて、もうワクワクしています。

 

でもこの「客離れ防止策」、実はすでに大ヒットしていて、私と同じように考える方々からの予約が殺到、もう3月までいっぱいなのだそうです。気づくのが遅すぎました…。でも、平成14年の春までは見られるわけですから、絶対に行かないといけませんね、これは。

 

「修理中の城を見る」という、通常ではありえないことが、逆に「限定の手法」となってその(観光上の)付加価値を高めている。姫路市もうまいこと考えたなあ、と感じ入った次第であります。

 

(ちなみに「天空の白鷺」にはHPもあります。ご興味がおありの方、同名でググってみて下さいませ。)