冷たいパソコン

2011.1.24|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

パソコンを触らない日はまずない、というほどに、私の毎日にパソコンは必須のものになっています。いいのか悪いのか…。

 

そのパソコン、そして最近ではDVDレコーダーなどにも、「ハードディスク」というものが搭載されていますね。これは磁石を利用した情報の記録装置のことです。

 

その原理は、小さな小さな磁石が並んでいて、それに磁場をかけることでその向きを制御することにあります。どの磁石がどちらに向いているかが、情報の記録となるわけですね。

 

そして、その磁場を発生させるのには、コイルに電流を流すことが必要です。結果、パソコンはその部分でも電力を消費し、また「発熱する機械」となっているのが現状です。

 

しかし、最新の研究成果では、このハードディスクの電力消費をゼロにすることができるかもしれない、そんな素晴らしい成果にまで辿り着こうとしているようですよ。

 

これは、磁場を生む仕組みとして、電流を流すのではなくて、電圧をかけることでその効果を得ようというもの。電圧をかけるだけですから、上の画像のように、電力消費がなくなるというわけです。結果、電力コイルからの熱も発生せず、「冷たいパソコン」ができるかもしれない。これはすごい、画期的な発見ですよね!

 

しかも、この効果を生むためには、ひとつひとつの磁石が現在のハードディスクのものよりもさらに物凄く小さいものである必要があるそうで、その結果として、同じ大きさの記憶媒体ならば、現在のものよりも1000?10000倍の高密度化が図れるとか。今の10000倍入るハードディスク、それもまた、すごい話です。

 

いわゆるレアアースも使わず、鉄という素材だけでこの仕組みが作れるというからそれもびっくりです!

 

電力なし、レアアースなし、超々高密度。そんなものが、ありふれた鉄という素材からつくられる。ナノテクノロジーというのはすごいもんだと思うとともに、まだまだ人間にとって、「充分に知っている」と思い込んでいる素材たちにも全然知らない側面、奥深い世界が隠されているんだなあ、そんなことを感じた次第です。

 

そんな世界が垣間見えるこのような大発見には、何だかワクワクしますね!