月面探査機のコンテスト

2011.2.26|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

月面探査機コンテスト

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

皆さん、こんなコンテストがおこなわれていたって、ご存知でした?なんと「月面無人探査機コンテスト」ですって!画像は、その応募された探査機のひとつなんです。

 

あの、こういうCGのコンテストじゃないですよ。本当に月に行って、月面走行や画像送信などのミッションをおこなう、ホンモノの月面探査機なんですよ!

 

このコンテスト、非営利財団の「X PRIZE財団」によっておこなわれているのだそうです。私、まったく聞いたことがなかったですが、この財団、民間による宇宙船開発を促進するために96年に設立されたものだそうで、他にも色んな壮大なコンテストを主催しているようですね。

 

今回のこのとんでもないコンテスト、しかし17カ国を拠点とする29チームが応募しているとか。それだけで驚いてしまいますね。そしてこれらのチームによって競いあう賞金総額もまた、3000万ドルとすごい規模です!

 

優勝賞はが2000万ドル。これを獲得するためには、参加チームは2012年12月31日までに無人探査機を月に着陸させ、月面を500メートル以上走行し、そして高解像度の画像を地球に送信する、というミッションをこなさないといけないのです。

 

さらに、月面において14日間連続するマイナス170度という極寒の夜にも耐える、また着陸地点から5キロメートル走行するなど、プラスアルファのミッションを遂行すると、それぞれ200万ドルというボーナスがついているとか。

 

う~ん、優勝賞金もすごいのですが、なんというかこれ、優勝できなかったチームは、どうなるのでしょう?このコンテストで要求されるミッション、それを遂行するのに必要な時間と費用は、おそらく莫大なものですよね。

 

とてもロマンを感じるコンテストではあるのですが、ここまで壮大だと、正直何だか心配になってきます。

 

しかし、この財団のシニア・ディレクターいわく、「月面に旗を立てたり足跡を残したりすることは持続的とは言えない。今回のコンテストをきっかけに、われわれが提供する賞金よりも巨額の月開発ビジネスが開始されることを願っている」。

 

いやあ、まさにこれは、壮大なビジネスの話なのですね。確かに月面には、メタンやアンモニアが貯蔵されていると言われたりしていますから。

 

でも、ここまでくると流石に、ちょっと感覚的において行かれているなあ。正直、そういう感じの私であります。