桜から元気をもらいましょう

2011.4.10|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

この週末は、最高の花見日和でしたね。

 

東京では、都知事が「花見なんかしてる場合じゃない」と発言、強い自粛ムードがあるようです。

 

関西でもそのような雰囲気が漂っていたところもあり、ライトアップイベントや花見自体の中止もあったようですが、先日、東日本大震災で広がる自粛ムードを断ち切り、イベントや観光振興をしっかりと続けていこうという宣言が、大阪から発信されました。

 

その宣言に歩調を合わせて、各地のイベント再会の動きが出始めている、ということで、「いき過ぎた自粛より元気な経済活動で被災地へ支援を」という考え方の私には、とても喜ばしいニュースだったんです。

 

たとえば、奈良公園の鷺池に浮かぶ六角形の「浮見堂」では、3週間ぶりにライトアップが再開されました。「過度の自粛は日本経済全体のためにもよくない」「ライトアップした古都の風情をみたい」というような要望が、地元や観光客の皆さんから次々と寄せられたのだそうです。

 

また、岸和田市の岸和田城でも、3月14日から中止していたライトアップを再開。また、大阪市内の名所、大阪城公園でも、宣言に合わせて西の丸庭園の夜桜観賞ライトアップを9日から実施することを決めたとのこと。

 

どれも、とてもいいことだと思います。被災地の方に気を使って、被災していない人たちが花見を自粛するよりも、花を見て喜び、元気を出して、また明日からの毎日を充実して過ごすことのほうが、よほど意味があるのではないでしょうか。私はそう思うのです。

 

また、花見のできる幸せを思い、被災地の方々へ思いを馳せ、何か自分にしてあげられる行動を起こすことにつながる人もいるでしょう。そのことと自粛してじっとしていることとの差は、とんでもない大きさですよね。

 

一番怖いのは、日本全体の元気がなくなり、全てが停滞してしまうこと。

 

美しいものを愛でることに、何の遠慮がいるでしょうか。それで心が豊かになる人がひとりでも増えれば、それが日本の元気の元です。

 

日本の花、桜。今年の桜は、日本人に元気をくれるために咲いているのだと、私は感じるのです。