新しい「黄色のタクシー」

2011.5.7|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

「イエローキャブ」と言えば、ニューヨークを走るタクシーの別称として知られていますね。同市のシンボル的存在とも言えるほどです。そのイエローキャブの新型車に、日本の日産自動車のものが選ばれたというニュースを見ました。

 

ニューヨーク市では、約2年間にわたって「Taxi of Tomorrow(明日のタクシー)」というキャンペーンを展開していて、次世代のタクシー候補を募っていました。現在はFord Motors社製のものが大多数を占めているイエローキャブを、今よりもっと環境に配慮した車種に変更するため、なんですね。

 

日産自動車がアジアとヨーロッパで販売している角型のミニバン「NV200」が、投票者約2万3000人の中で高得点をマークし、見事その栄冠を勝ちとったというわけです。最終選考に残った3車種は、Ford社の同じようなミニバンと、トルコ製の車種だったそうです。

 

この新しいイエローキャブの価格は1台あたり2万9000ドル(約232万円)ということで、ニューヨーク市内には1万3000台以上のタクシーがあるため、総額で3億7700万ドル(約302億円)となります。すごい、一大プロジェクトなんですね。

 

NV200が評価されたポイントは、まず燃費、そして耐久性の良さ。それから、スライドドア、広いレッグルーム(足を投げ出せる空間)、などだったと言われていますね。確かに、タクシーとしての快適性は大事です。

 

でも、私が今回一番評価したいのは、燃費もさることながら、将来はこのタクシーを電気自動車に改造しやすい構造、プラットフォームにしてある、ということです。

 

タクシーのような、自動車でなければできない商売の使用車こそ、どんどんEV化していくべきだと常々思っているので、これは喜ばしいニュースでした。出来る限り早期にEVへのシフトを望みたいところです。

 

そして、新しい「ニューヨークの顔」として、どんどんECOに貢献してほしいものですね。