燃料不要の飛行機

2011.5.18|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

自分自身の機体に取り付けられた太陽電池だけを動力源にして航行する飛行機。それがもし出来たら、全く燃料を使わずして移動ができることになりますから、非常に画期的な、素晴らしい話です。

 

しかし、その実験機はもう既につくられているんですよ。単座機ということで、まだ多くの乗客を乗せて飛ぶところまではいかないんですけれども。

 

スイスでつくられたその実験機、名前は「ソーラー・インパルス」。このたび、初の国際飛行に成功したそうです。スイス西部のパイエヌから、ベルギーのブリュッセルまで、その距離およそ500キロメートル。

 

その間を、翼や機体に取り付けた太陽電池からの電力だけでプロペラを回して、約13時間かけて飛行し、無事着陸したというわけです。すごいことですね。

 

しかもこのソーラー・インパルス、夜も飛ぶことができるそうです。26時間の連続飛行という実験にも、既に成功しているんですね。蓄電池を搭載し、夜間はそこに蓄えられた電力を活用して飛行したとか。これまた画期的な話で、太陽電池を動力源とする飛行機としては、世界初なんです。

 

このような研究や実験はとても大事だと思いますが、実際のところ、なん百人という乗客を乗せて飛ぶ飛行機がソーラー対応に

なるというのは、正直ちょっと考えにくいですし、そこまで技術を発展させることは、おそらく無理でしょう。

 

もっと小さな、「空のタクシー」のようなもの、何人かだけの乗客を乗せて飛ぶような、そんな規模のものなんでしょうね。

 

そういう、航空業という業態のあり方そのものを変えてしまうほどのインパクトのある「自給自足の飛行機」、これからどのように技術が革新されていくのか、気になって仕方ない私であります。