さくらんぼエキス

2011.7.25|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

さくらんぼエキス

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

山形産「佐藤錦」。サクランボは私の大好物であります。味もさることながら、アメリカのブラックチェリーと違って、この色の美しいこと!毎年の初夏の味覚、見て楽しみ、味わって楽しんでおります。

 

このサクランボ、でも美味しいだけではなかったようです。サクランボから抽出したエキスから、新たな発見があったという話を見ましたので、少し取り上げます。

 

天然素材の生理機能について続けられてきた山形県での研究から、サクランボのエキスには、お肌の保湿成分の元になるタンパク質の合成を促進する作用があると発見された、というニュースでした。

 

人間の皮膚というのは、表面から順番に「表皮」「真皮」「皮下組織」と、大きく3つの層からできているそうです。その表皮の底の部分にある「表皮角化細胞」は、「ケラチン」や「フィラグリン」といったタンパク質を合成してくれ、その後にいわゆる「角質層」になって剥がれ落ちる。いわゆる「あか」ですね。

 

この表皮角化細胞によって合成されたケラチンタンパク質やフィラグリンタンパク質がアミノ酸に分解され、それが天然保湿成分となるのですが、サクランボからのエキスはこれらのタンパク質の量を増やしてくれる効果があるのだとか。

 

なるほど、食べて美味しいだけでなく、皮膚の保湿機能の改善や肌荒れの防止といった新たな機能があるとわかったら、今よりさらに、特に女性には人気が出るのではないでしょうか。

 

また、今回の成果は、サクランボのエキスを食品以外にも活用できないか、という研究から生まれたもの。今回の発見で、このエキスが天然化粧品の原料としての価値をもつということがわかり、今後のさらなる研究と製品化にはずみがついた、ということにもなりますね。

 

サクランボからできた化粧水。まあ、私が使うことはないでしょうが…。

 

でもサクランボ好きとしては、あの味の爽やかさを思い出すだけで、きっとその化粧水はいいもんに違いない、と勝手に早合点してしまうのでありました。

 

ああ、いかん、食べたくなってきました!