時のながれ

2011.12.18|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

ご愛読、ありがとうございます。

 

先日から、木想家にお住まいのお客さまのところへ、年末のご挨拶にお伺いしております。今年、私が担当させていただくお客さまは、約40人いらっしゃいます。

 

実は来年から、年末のご挨拶というご訪問の方法を改めることにしました。 その家をお引渡しした日を「家の誕生日」と名付けて、以降は毎年、その日を目安に事前にご連絡をして、お邪魔することにしたんです。

 

年末にご挨拶が集中すると、スケジュール上の負担が大きくなり、結果的にお会いしてお話することができないお客さまがあるし、年々その可能性は大きくなる。それを解消する意味で、そういう方式に改めた次第です。

 

ということで、今年は年末のご挨拶と合わせて、来年からのその新しい方法を、ご説明して廻っているんです。

 

今年もまた、普段なかなかお会いできていないお客さま方と楽しくお話させていただき、また家の不具合や困っていることをお聞きして対応をご提案したり、逆に住んでいてよかったことを教えてもらって今後の家づくりの参考にしたりと、貴重な時間をいただいております。

 

あたり前のことですが、それぞれの木想家が「家の誕生日」を迎え、年々歳をとっていくにつれて、そこにお住まいのご家族も、同じように年齢を重ねていくことになります。

 

でも、家づくりをご一緒した私たちから見ると、その時のご家族の姿がやはり焼き付いているものですから、年に一度のご挨拶の時には、そのあたり前のことに毎回びっくりし、時の流れの速さを痛感する、ということになります。

 

あの赤ちゃんがもうこんなに大きくなって、挨拶をしてくれる。
家づくりの打合せの時に一緒に遊んだあの子が、もう受験生になっている。
自分の部屋の場所について文句を言っていた娘さんが、お嫁に行って家にいなくなっている。

 

ああ、もう家ができてからそんなになるんですね。

 

そして、ご挨拶と一緒にお仏壇にお線香をあげ、あの方に手を合わせる。そんなお客さまもおられます。

 

お久しぶりです。ご無沙汰してすいません。ご家族と合わせてこの家のこと、見守ってくれていますか。

 

 

 

私たちのやっていること、家づくり、そして家守りとは、そのご家族とのご縁をずっと大切にしていくこと。

 

喜怒哀楽、悲喜こもごも、暮らしの移り変わり、家族のかたちを、つくった家を通じて、ご一緒させていただく。

 

 

本当に、ありがたいことです。月並みですが、それ以外に言葉が見つかりません。