ピークシフトの電気代

2012.6.1|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

peak_graph

 

ご愛読、ありがとうございます。

 

関西電力による新しい電力料金体系である「季時別電灯PS」というものを、皆さんはご存知でしょうか?夏の間の節電対策として打ち出された新しい料金体系で、今日6月1日から、契約変更の申し込みが始まっているんですよ。

 

この「季時別電灯PS」のPSは「ピークシフト」の略なのだそうです。この7月から9月までの3ヶ月間の電気料金について、電力使用量がピークとなる午後の3時間を「ピーク時間」、その前後を「オフピーク時間」、夜11時から翌朝7時までを「夜間時間」とし、それぞれの時間帯での電力料金を変えることにより、電力のピークシフトを狙っている、というわけですね。

 

この料金体系は、どこかで見たことがあります。そう、オール電化住宅に適用されている「はぴeプラン」と似た、3段階の設定なんです。ピーク時間と夜間時間では、実に6倍もの電力料金の違いがあります、これはすごい。

 

しかし、考えてみれば、オール電化住宅の場合、深夜の安い電力を利用して、電気温水器やエコキュートでお湯を作っておく、という使い方があるからこそ、「はぴeプラン」の費用的なメリットがあるのだと思います。ではこの「季時別電灯PS」では、どうなのでしょうか?

 

関西電力の方にもこの新しい契約について色々と質問してみましたが、コスト面だけで言うならば、例えば2世帯住宅であるとか、たくさん電気を使っている家であるほど、こちらに契約体系を変更した場合のメリットが出てくる、というお話でした。そのボーダーラインは、一ヶ月の使用量が550kWhくらい、だそうです。それより多いならば、契約変更のメリットが出やすい、と。

 

しかし、本来の目的は夏季の節電、電力のピークカットなのですから、今と同じ電気の使い方をして費用がどうなる、ということだけを見ていてはいけないですね。この新しい料金体系のメリットを活かすことが、すなわち電力のピークカットとしてはたらき、自分の家での節電にもなる。そういうポジティブな使い方こそ、意義があることだと思います。

 

では、オール電化住宅ではなく、普通のガス電気併用住宅などで夜間時間を活用するにはどうするか。ひとつは、上の図にも出ていますが、洗濯機や炊飯器などを、タイマーを活用させることで、その時間帯にのみ動かすようにする、という使い方ですね。昨今はそのようなタイマー付の機器が多くありますから、それらをフル活用です(笑)。

 

あとひとつは、「サマータイムの導入」でしょう。今より1時間早く起きて、7時までに朝の用意を済ませる。電子レンジやドライヤーなどは電力消費が大きいですから、この電気代がオフピークの時間帯の1/3というのは、大きいです。この新料金体系は、「朝」の使い方が大事、そんな気がします。

 

コストコストと言うよりも、せっかくの新体系を、省エネのための道具として、ゲーム感覚でうまく使いこなせたら面白いですね。そして結果的に省エネになり、そして夏の一番涼しい時間である朝を活かした早起きの生活ができたら、それはとてもエコで楽しいことではありませんか。

 

私もこの夏、ピークカットと節電に、トライしてみようと思っております。皆さまもご一緒にいかがですか!?

 

※なお、こちらのHPもご参照下さい。 http://www1.kepco.co.jp/ryoukin/kijibetsu-ps.html

また、新料金メニュー専用ダイヤルもあります。 0120-911-555