古民家でのゼミナール

2012.8.26|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

ゼミナール風景

 

ご愛読、ありがとうございます。

 

今日は午後一番から、先日もこのブログに書いた築120年の家の現場で、「古民家のリフォーム」というゼミナールを開催してきました。

 

KJWORKSの「かぐら」に集合し、徒歩で現場へ移動して、ゼミナール開始です。ご覧の写真のように、まだ足場が残っている状態の、まさに真っ最中の現場です。そこで実際に外観や内部の現場風景を見学しながら、私の方から色々とご説明をさせていただきました。

 

古民家のつくり(構造)は、今の家とはずいぶん違っていること。間取りについても、時代によって色々と特徴があること。それらをふまえて、今回のリフォームではどのような工事をし、その居住環境の向上をはかっているか、ということ、などなどです。

 

特に今回は、新たに構造壁をつくるために、今ある柱の下に新しく土台と基礎をつくったり、差鴨居(建具のすぐ上の梁)の下が低いのを解消するために、床全体の高さを変更したりと、かなり大掛かりなことをやっているので、その辺りもご説明したんです。皆さん、やはり感心しておられましたね。

 

見学後は、もう一度「かぐら」に戻って、冷たいお茶を飲みながら、意見交換や感想など、話が弾みました。やはり、歴史を経た木の家がもつ力は皆さんにも伝わったようで、「懐かしかった」とか「古民家の風合いがよかった」などのご意見をいただきました。

 

私も嬉しくて色々としゃべりましたが、技術的な内容よりも、「この古い家を、これからさらに同じくらい永く使っていただきたい」という我々つくり手の気持ち、それがご参加の方々に伝わったのなら、それが何よりだと思います。

 

この素晴らしい古民家、できたら完成間際に、また皆さんで見に行くゼミナールを開催できれば、と思っています。今よりももっと、新旧の対比が気持ちのいい家に、なっているはずですよ。私も楽しみです。

 

ご参加の皆さまがた、本日はお暑い中、本当にどうもありがとうございました!