おもてなしの島

2012.9.4|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。

 

今日は早朝から、鞆の浦沖にある「仙酔島」に社内研修にいってきました。写真は、島の海岸沿いの遊歩道から撮影したもの。島の一部と宿泊施設「ここから」、その下に砂浜、遠くに鞆の浦の本州側が見えています。とても風光明媚な島なんです。

 

非常強いパワースポットのため、人が定住できないと言われる仙酔島。しかしその力は、旅人として訪れる分には、非常に良いもののようです。今回は、「宝船」と呼ばれるツアーを通して、「自分のこれからの人生の宝物を見つける」という研修でした。

 

ちょっと一言では説明できませんが、この島のパワーの源は、干満の差が4mとも5mとも言われる、潮の満ち引きのエネルギーなのですね。その力を自分の体に取り込み、心と体をリセットするための色んな趣向を皆で味わってきたんです。

 

例えば、船に乗って島の周りを回りつつ、心と身体についてのお話を聞く。満潮の海水を使った潮湯やサウナで、悪いものを出し、潮のエネルギーを取り込む。満潮時の海水からつくった「感謝の塩」を使ったお料理をいただく、などなど。

 

これだけ見ると、なんだか「?ちょっと危ない?」という気もする感じなのですが(笑)、でも、それがとてもすんなりと、納得して体験できるのです。それは主に、島のスタッフの皆さんの「おもてなしの心」がこちらに通じるから、なのではないかと感じました。

 

スタッフの皆さんは「いらっしゃいませ」とは言いません。必ず「おかえりなさいませ」とおっしゃいます。それは、この島はそういう場所、人がその悩みや病を抱えて帰ってきて、また生まれ変わる場所、という認識から出ている言葉ではないでしょうか。

 

また、お料理や踊り、太鼓の演奏など、手間を惜しまず、一人何役もこなしながら、私たちに接してくれます。とにかく楽しんでもらいたいという心、強いホスピタリティを感じるのです。

 

さらに今回は、「日本の文化、日本の心」というものがどれだけ素晴らしいか、それが今どれだけ失われているか、そんなことも学ぶことができました。それも、素晴らしいお茶室でお茶をいただきながら、です。

 

実際にその場に身を置き、色んな作法、所作の意味やあり方を習いつつ、「礼に始まり礼に終わる」文化、日本人が長くもってきた美徳、道徳を知り、それがビジネスにとってもどれほど大切かを皆で学ぶ。とても大切なことを、教わった気がしました。

 

今日、島にいたのは8時間ほど。とても濃密な時間でした。宝物が見つかったか、リセットできたかどうかはまだわかりませんが、大いに揺さぶられたことは確かです。

 

明日から私の毎日、皆の毎日に、今日の体験がどう生きてくるのか。それが楽しみになるような、今日はそんな意義ある一日だったのでした。大いに感謝です!