紙のre-form

2013.10.14|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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『ひと裁ち折り紙 折り目あそびの魅力』  山本厚生著  萌文社

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

この本は、「折り紙」の本です。でも、ただの折り紙ではありません。

 

折って、折って、折って、折って、そして、一回だけ折った紙を切る。その紙を開いてみるとあら不思議。文字や図形がそこに現れます。「ひと裁ち折り紙」とは、そういう遊びなんですね。

 

こう書いても、何のことやらよくおわかりいただけないかと思います。でも、上記のように折って切ってみて、下のような形が生まれるとしたら、どうでしょうか?

えっ!?これ、どうやって折って切ったらそうなるの?そういう気持ちになりますよね。それが解説されているのがこの本、というわけなのです。

 

普通の折り紙は、追っていくうちに段々と形が現れてきます。でもこの「ひと裁ち折り紙」は、折り終わっても、なんのことやらわかりません。一回はさみを入れて、そして開いた時にやっとわかるという仕掛けになっているんですね。

 

そういう点で多分にマジック的な要素をもっているこの「ひと裁ち折り紙」。子どもたちと遊ぶ時に、ちょっとしたマジックの代わりに使ってみてはいかがでしょう?折り方を覚えるのが大変ですが、一度身につけたら、かなり使える技になるのではないでしょうか(笑)。

 

折りたたまれた紙に「ひと裁ち」入れることで、それが「切り絵」になる。紙の「かたち」が変わる。その造形の面白さは、ビフォー&アフターですっかり生まれ変わる、リフォームの面白さに通じる。そんな風に私には感じられます。