ご主人が脳梗塞で倒れられ適切な治療で復活されたものの
日常の生活を見直して寝室廻りのリフォームをすることになったのでした。
元々、空き部屋の近くにトイレがあったので、空き部屋を寝室に改装してトイレを寝室内に
設置することになりました。
お年を召したり体が不自由になると真っ先に気になるのがトイレです。
寝室からの距離が近いほどベストですが、寝室の内部にトイレを付けるときには注意も必要です。
同室のパートナーがいる場合、トイレの電気をつけるとパートナーも目が覚めてしまう事もあります。
最近の電気はLEDなので結構明るいのです。
そのため、電気を暗めにするか、今回の場合はベッド側ではない方向にトイレの入り口を持ってきています。
そうすることで直接ベッド方向に光が行かないようにしました。
新築の場合でもトイレと寝室の距離感は大事です。
日常では気にならなくても、いったんベッドに入ってしまうとトイレに行くのは億劫になってしまいます。
2階に寝室なら、2階にもトイレが欲しいところです。
もし面積的に難しい場合は、階段を降りてすぐのところにトイレを配置しましょう。
普段の打ち合わせでは、トイレの位置は気にならずできるだけ目立たない場所、というぐらいしか気に留めませんが
実際住んでみて、お年を召してくると距離感が気になります。
トイレは配管の関係もありなかなか簡単に移動が難しいので、最初のプランニングの時に気にすることもだいじです。