元設備設計屋からみるマッハシステムの良さ

2019.11.25|カテゴリー「家づくりのヒント ,自分のこと」|投稿者 安本峰樹
私事ですが、ケイ・ジェイ・ワークスに入る前は
建築設備の設計事務所で設計の仕事をしていました。

建築設備設計と言うのはビルやマンション、施設などの建物にはいる空調や給排水、換気、電気、通信、消火などのプランニングや設計をする仕事です。
設備設計の中で私は、空調や換気、給排水を専門とした設計をしていました。

住宅の大きさでは、設備設計をわざわざ入れることは少ないので、私自身前職では住宅と言えばマンションくらいしか知りませんでした。
ところが木の家に興味があり、建築の一部分ではなく全体に関わりたいと門をたたいたのがケイ・ジェイ・ワークスです。

そして、ケイ・ジェイ・ワークスで知ったのが全館空調のマッハシステムです。
最初は、単にエアコンや換気扇の組み合わせで手作り感満載の全館空調に対してあまりイメージが無かったのです。

ところが、いろいろと調べてみたり、現場を見たり、中身を勉強すればするほど中々画期的なシステムという事に気づきました。

ポイントは、「大風量小温度差」です。

例えば、夏の暑い日に部屋をエアコンで冷やそうとすると二通りの方法があります。
一つは設定温度を下げて冷やす。
一つは風量を上げて強風にして冷やす。
両方をすることも多いと思いますが、熱を運ぶという事は大きな温度差の空気を少しだけ運ぶか、小さな温度差の空気をたくさん運ぶかのどちらかになってきます。

たいがいの空調は温度差を大きく取って少ない空気を運ぶ方法を選びます。
その方が、エネルギーのコストが減るし、ダクトの大きさも小さくできるからです。

ところがマッハシステムは逆に、温度差を小さくして、大量の空気で熱を運ぶのです。
こうすることで
・気流の不快感が減る
・ダクト内の結露のリスクが無くなる
・部屋の換気にもつながり二酸化炭素濃度など理想的な空気環境にできる
・フィルターを設置することで部屋のホコリもとれる
などなどあります。

逆に省エネ性については、最近普及次第しだしたDCモーター内蔵の送風機を使う事で消費電力を抑えています。

家の空気環境を考えると、なかなかうまいこと考えているなと言うのが印象です。
しかも市販の商品を使っているので更新性に優れています。

欠点をいうと、ダクトの施工が結構大変なことと空調室が必要と言う所ですが、
メリットと比較するとデメリットは軽微かなと思われます。

最近色々な全館空調が出てきていますが、一番の問題はダクトや床下の見えない結露リスクです。
結露が発生するとカビの繁殖につながり、カビが発生すると全館空調だけに全部屋に散らばってしまう可能性があります。
大温度差・小風量の空調の場合特にそのリスクが高まります。


マッハシステムの場合は、低温度差で、大風量を常に回しているため結露リスクはかなり少ないです。
と言うか、マッハシステムの開発者はきちんと施工すればダクト内では結露しない、と言い切っていました。
中々の自身です。

そうしたことから、出会いは偶然ですが現在イチオシの全館空調システムと言うとマッハシステムかなと思います。
システム的にはかなりレベルの高い室内環境を目指しているので、戸建てにはちょっとオーバースペックかなと言う意見もありますが、快適で健康的な生活を送れる投資と考えれば、元は取れるのではと、冬の体験宿泊をしてすごく感じました。

もともと設備設計をしていたから空気や温度に対する興味が他の方よりはあるため、いろいろな視点でマッハシステムを観察していますが、今のところ「大風量小温度差」の全館空調が一番いいのではと思います。
それがたまたま、マッハシステムという事です。

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