基礎断熱と床断熱

2019.12.20|カテゴリー「家づくりのヒント」|投稿者 安本峰樹
建物の断熱は基本的に屋根と壁、そして床に断熱をします。
屋根は、天井断熱と屋根断熱の2種類があり、壁は充填内断熱と外断熱、そして床は床断熱と基礎断熱というように断熱材を施工する箇所によってそれぞれ名称が異なります。

今回取り上げるのは床の断熱です。
一般的に言われる床断熱とは、床材の真下に断熱材を取り付ける断熱方法です。
変わって基礎断熱はべた基礎限定ですが、基礎の内側に断熱を張り付け床下も室内空間と同じ扱いをする手法です。
そのため基礎断熱では床板の真下に断熱材はありません。

どちらがいいのか?と言う質問がありますが、ケースバイケースでどちらも正解になり得ます。
床断熱は、床材の真下に断熱材を敷くので冷暖房が効きやすいというメリットがありますが、ユニットバスの床下には断熱材を施工できないので、お風呂廻りの断熱をどうするかと言う検討が必要になります。
また断熱材を貫通する設備部材が多いため気密処理が難しいという点も注意が必要です。
ただし基礎下はどのような状態でも問題ないため布基礎でも対応可能です。

基礎断熱は、床下空間も室内と同じ扱いになるため床下通気口は基礎にはありません。そのため設備関係の配管の処理がやりやすいため気密性を上げやすいです。また床下配管も室内と同じ状態になるので冷えにくいというメリットがあります。また床下が外部と遮断されているため虫等が床下に入るリスクも減らせます。
逆に床下空間もつながるため冷暖房、特に暖房が効くまで少し時間が掛かります。
断熱性が高い家や全館空調を行う家にはメリットが大きいですが、断熱性が低い家にはおススメできません。
基礎は基本的にべた基礎が必要です。

ケイ・ジェイ・ワークスでは総合的に評価して新築では基礎断熱を標準としていますが、
リフォームなどでは基礎の問題があるため床断熱を採用することが多いです。

断熱については奥が深く、この断熱方法が全てに効く!と言うのは無く、正解は一つではありません。
それぞれ家の特徴や住まい方、地域によって断熱方法をしっかり検討することが重要です。



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床断熱の様子。マッハシステムは床下空間も空調するため基本的に基礎断熱です。

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