大雨の汚水管逆流への対処法

2020.8.29|カテゴリー「家づくりのヒント」|投稿者 安本峰樹
最近は、ゲリラ豪雨などの集中的な大雨が増えています。
数年前までとは気候が変わったように感じるくらいです。

先日も、Aさんの家で大雨の時に下水管から雨水が逆流してトイレからあふれ出たという相談がありました。
大雨や川が増水して下水道があふれる内水氾濫などでは、
逆流した汚水がトイレなどの排水を阻害して流れにくくなったり、
ひどい時には逆流してあふれ出すといった事も発生します。
これは、雨水や地下水などが流入した下水管の内部の空気の出口が無く、圧力が高まった下水管の空気が
一番弱いところから吹き出すことが一つの原因です。

その際、低い位置にある、トイレや浴室が被害に合いやすいです。
特にトイレは配管も太く、トラップ内の水もあるため被害が大きいのです。

対処法としては水の入ったポリ袋を便器に落とし込み蓋をするという手があります。
なかなか毎回毎回ポリ袋をいれられないことも現実です。

本来は、道路の下水からの逆流のため本来は、市町村の下水道の対応ですが、
今回は、汚水管の蓋に圧力で蓋が空く「圧力開放蓋」と言うものを汚水桝の蓋に交換しました。

普段は閉まっていますが、内部の圧力が高まると蓋が持ち上がり空気を逃がします。
配管の空気が戻ると蓋も戻るという仕組みです。

よくトイレに使われるドルゴ通気弁とは逆の効果働きをします。

大雨の時に排水の流れが悪いとお考えの時は、この圧力開放蓋を試してみてくださいね。



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圧力開放蓋は普段は閉まっていると普通の汚水桝の蓋と変わりません。
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圧力がかかると減圧蓋の真ん中部分が持ちあがり内部の空気を抜きます。配管内部の空気が抜けることで、大雨の時のトイレの逆流を緩和する効果があります。