高断熱の家は日射を味方につける

2020.11.11|カテゴリー「家づくりのヒント」|投稿者 安本峰樹
ここ10年で、家づくりにおいて急速に進歩しているのが高断熱化です。
窓や断熱についての知見が広がり住まい手さん側の意識も高まってきました。
今まではペアガラスです!と自慢げに言っていた
サッシの断熱化も。
ペアガラスは当たり前、
LOW-eガラスも当たり前になってきて
サッシの枠を樹脂にするか、ガラスをトリプルにするかなど
さらにレベルが上がってきています。

壁や屋根の断熱材も、
フェノール系の断熱材の進歩で同じ厚みでも高断熱化することが可能になってきています。
またグラスウール自体も進歩しているのですが、最近は付加断熱と呼ばれる
2重に断熱する工法も広がっています。

こうした高断熱化ですが、断熱をするという事は
室内と室外の熱の移動が減ってくるという事です。
という事は、夏でも冬でもいったん家が暖まると冷めにくいんです。

その時に、カギになるのは太陽、つまり日射の扱いです。
日射は意外と熱量があって南側の掃出し窓1台で、
こたつと同じ熱量を得られるという話は有名です。

寒い冬は是非、窓から日射を入れたいところです。
逆に夏は、日射を遮らないと高断熱があだになって夜になっても家が冷めないという事になります。

ただ、庇を出していれば、夏は太陽高度が高いのである程度遮ってくれます。

注意しないといけないのは、秋分などのまだ気温が高いけれども太陽高度が下がってくる時期です。
この時は、庇だけでは遮れなくなってくる時もあるため、窓での遮蔽が重要です。

一番いいのは窓の外で遮蔽する
ルーバーや、すだれ、シャッター、スクリーンなどです。
室内にカーテンを付けるのと比べても倍くらい効果が違うと言われています。

関西は東北などと比べて気温が高いため、春秋などの中間期の日射対策が
高断熱の家では重要になってきます。

気を付けないといけない点は少しありますが、
高断熱の家に住まわれている方の満足度は総じて高いので、
これから家づくりをされる方は、断熱には投資しても損はないと思います。


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夏は日射を遮蔽したいですが、寒い冬はどんどん日射を取りれましょう!
高断熱の家の鉄則です~