今、家を建てるのはタイミングが悪い?

2021.7.11|カテゴリー「家づくりのヒント」|投稿者 安本峰樹
4月の私のメルマガでご報告したウッドショックが世間を騒がせています。

ご存じの方も多いと思いますが、
ウッドショックとは、構造材の世界的な不足により
構造材が入手できないか、出来たとしても大幅な値上がりが問題となっています。

そもそもは、アメリカの好況にカナダの森林火災とコロナによる木材の生産不足、
中国の囲い込みによるコンテナ船の不足が重なって
日本の輸入構造材に供給制限が掛かっています。

そのあおりを受け、外国材で建てていた業者が国産材に乗り換え
国産材の値段も上がっているのです。

ケイジェイワークスでは基本的には国産材で
家づくりを行っているため、
外国産材に頼っているメーカーほどの影響はないですが、
木材の値段は上がってきています。

そして、住宅業界はその他にもいろんなショック?の波がやってきています。
一つは、太陽光発電です。

全然関係ないと思われるかもしれませんが、
太陽光発電のパネルではなく、パワーコンディショナーとよばれる
電力の変換機に使われる半導体が世界的に不足している中で、
今年の春に日本の半導体工場での火災が拍車をかけ
パワーコンディショナーが生産停止になるほど
半導体が不足しています。

車の半導体不足はニュースになっていますが、
こうした機器にも半導体不足の波がやってきています。

パワーコンディショナーがないと発電ができないので、
これから太陽光発電を設置検討されている方はご注意ください。
回復のめどは来年の1月頃と言われています。

半導体は影響が広く、食洗器も影響を受けているようです。
また、金属の値段も上がっていて、金属サイディングや
金属屋根の材料が2割近くの値上げとなっています。

こうしたことを聞くと落ち着いてからの方が良いのでは?
と思われたり、値段が上がる前に早く建てないと!
という2派にわかれます。
ですが根本的な原因は、日本の購買力低下によるものが大きいのです。
木材でいうと、日本は品質を高く求める割に
中国やアメリカより安く買いたがっているため
外国の林産地は日本を敬遠しているとも聞きます。
以前は国力に物を言わせ高品質のものを高く買っていたのですが、
国力の相対的な低下により、中国などほかの国にも買い負けるようになっています。
この傾向は収まる見込みがなさそうです。

何が言いたいかというと、「住むため」の住宅は
建てたい時が建て時なんですね。
家族の成長や、生活環境の変化や体の問題など
住宅には住み時・建て時があります。
そのタイミングを逃すとずるずると先延ばしになるんですね。
なにより、住宅ローンを組むには「健康」であることが重要です。

住宅ローンには団体信用生命保険という保険への加入が必須です。
病気をすると保険に入れないか、入れたとしても金利アップなど追加費用が発生します。

住宅ローンを使って建てる方は、契約時には健康であることが大事なんです。

という事は、先延ばしにしていると加齢による
生活習慣病というリスクも発生するんです。
私も30代まではあまり気にしていなかったのですが、
40過ぎると健康がとても気になります。

ところが一旦ローンを組んでしまうと
保険があるため、あとはいつ死んでもいい(良くないですよ!)という矛盾。。。


先ほど、「住むため」の家と強調したのは、
家には住むための家と投資用の家(賃貸アパートなど)があるんですね。
投資用住宅は、建築費の底値と居住の需要が高まりそうな時が建て時なので、
世界状況や日本の需要などを見る必要があります。
そのため、「住むため」の家と「投資用」の家では建て時が違うんです。

今は、ウッドショックやコロナなどタイミングが悪いと思いますが、
数年後、他のリスクが発生しないとは言えません。

例えば南海トラフなどの大地震が起これば建築材料だけでなく
人手不足により今以上のインフレ状態になるでしょう。

まずは、家族のライフプランをしっかり見据えて
外部環境に踊らされず、自分自身の建て時を図るのが大事です。

焦りは禁物ですが、先送りはタイミングを取り戻せません。

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