20年経った杉の階段の経年変化は?

2021.3.17|カテゴリー「住まい手さん訪問」|投稿者 安本峰樹
ケイジェイワークスで施工させ頂いたお住まいも古いものは20年以上経っている家も多いです。
先日も築20年以上経ったOさんの家でメンテナンス工事をさせていただいたのですが、
その家の階段に目が留まりました。

階段材はケイジェイワークスでもよく採用している杉の無垢板を使用しています。
柔らかいので足触りは良いのですが傷がつきやすいというデメリットというのはよく言われています。

今回注目したのはそういう一般的な視点でありません。
歩いてみてわかったのですが、杉板も20年くらいたつと年輪が浮いてきて浮造りになるんですね。
浮造りというのは、年輪以外の処はやわらかいので、
その部分が痩せてきたりするのですが、
年輪の部分は固いのでそんなに減らず、浮き出たようになるんです。
それを浮造りと呼びますが、古いお寺の縁側なんかはそんな雰囲気になっています。

今回、階段の踏み板が経年変化で浮造り上になってきているんですね。
そうなると、どうなるかというと滑りにくいんです。
浮造りの板は年輪の処が凸凹しているので足が止まりやすい、スリップ防止のようになっています。

お引渡し時は当然つるつるの状態のため、スリップ止めの掘り込みをする事もあるのですが、
浮造りは全体的に変化するため足全体に止まるんです。

頭では理解していましたが実際に上り下りしていると実にいい感じです。
杉の踏み板は汚れが目立つと言われることもありますが、焼けてくると気にならなくなります。
そして、年数が経ち無垢板が変化することでこのような特典が生まれるんですね。

家も住まい手さんと一緒に年を取ってきます。
身体の変化に対し、踏み板のスリップ防止という形で階段も対応できています。

歴史があるからわかるこの無垢の使い勝手。

無垢の木は良いところ悪いところもありますが、
それもひっくるめて可愛がってくださいね!
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築20年以上経った無垢の杉板の階段。
写真ではわかりにくいですが、木目に沿って自然な凸凹があり
足にフィットして滑りにくいんです!

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