福井の気づきブログ

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大滝ダムその後

2006-01-30

カテゴリー「KJWORKS福井のこと・学び事

投稿者 福井綱吉

1月17日、吉野の杜ネットワークの新年会で、奈良県川上村入之波(しおのは)温泉の五色湯に行った帰り道、ご覧の「大滝ダム」の横を通過しました。

このダム、今から40年以上前に、川上村の住民が道路に居座って大反対行動を繰り返し、最後には、道路に糞尿を撒いて阻止しようとしたのですが、行政側はその反対派に対して、自衛隊を使って、蹴散らし、更に抵抗する人たちは逮捕したという話を以前、良く聞きました。当時は、こんな問題はマスコミから封じ込められたのでしょうね。

また、そのダム工事に関わってきた当時の現場工事事務所長は、膨大な補償資金を自由に扱い、うるさ方の有力な人たちには、お金を振舞って、ダム工事をスムーズにしてきたと言います。そしてこのダム工事にかかった費用は3000億円以上と聞きます。

その当時の工事事務所長は、悪行の数々をした挙句、I市の助役に抜擢され、その後も、お金にルーズな体質が抜けきらず、水道業者との癒着で最後は、ばれて、逮捕されたと新聞で読みました。悪行の数々は決して報道されることなく、私は、その人のことを川上村関係者から聞いて、知りました・・・・・悪は最後にはばれますよ!

・・・で、その補償金の配分をめぐって、村内でも恨みつらみもあってか、膨大なお金を使って、ようやく完成した大滝ダムは、貯水をし始めたら、ダムの地盤に亀裂が生じ、また、白屋地区で地すべりが発生するなどして、試験貯水も中断されてしまいました。

・・・結局、着工する前から、完成しても既に何も役に立たないとわかっていながら、無理から完成させたのです。地盤の問題点も当初から指摘されていながらです。表に出ないお金は別としても、3000億円以上のお金を無駄遣いしてきた現在、国交省は、どんな顔して、言い訳をするのかと思っていたのですが、大した話題にも上らず、このダムを横目に見ながら、思わず、溜息しか出なかったことを思い出してしまいました。

あ〜〜あ!なんとも情けない日本です。

今日はちょっと、愚痴ばかりですみません。