福井の気づきブログ

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無垢の原板の使い方もいろいろ。。。

2021-07-30

カテゴリー「キッチン・家具のはなし伝えたいコト

投稿者 福井綱吉

無垢板の腐り節部分も穴あけによって、面白くもなります!

 

彩都の木材倉庫には、まだまだたっぷりな無垢の原板があります。

薄すぎてカウンターやテーブルにできない広葉樹の、センやクリ、センダン、トチ、タモなどの板。。。

分厚すぎて、普通には使えないケヤキやトチの板。。。

ちょうど厚み的には良いけど、幅が狭すぎるトチやタモ、クリ、ケヤキ、セン、イチョウ等々。。。

変形過ぎて一般的には使い物にならないケヤキやセン、タモ、シオジ、クリ等々。。。

せっかくの厚みも幅も長さもいい感じだけど、節の腐りがあるトチやケヤキ、タモなどの板。。。

 

こうした原板がまだまだ倉庫内には結構な数がります。

18年ほど前に、岩手の旧沢内村から大量購入した原板は、その当時の原板を挽く製材所の職人さんの技術が凄く長けていて。。。

分厚い板も、二枚に挽き直しても反りません。

反らないように原板を挽いているわけです。

また、幅の狭い板も厚み調整して何枚かを横接ぎしても反りません。

 

板は、挽いた厚みで長年桟積みして自然乾燥させたり、人工乾燥で乾かした場合、ドライングセットされて、その形に落ち着きます。

けど、へたくそな目利きのない原木の挽き方をすると、その板を薄く削ると板が反ってしまうことが多々あります。

表面を綺麗に削るぐらいは良いのですが、厚みを例えば10mmほど削ると反ってしまうことがあるのです。

 

彩都の倉庫にある、国内の原板は挽いてから最低40年から60年ほど経った原板が大半ですから、そういう意味ではもっと使える用途があるはずです。

写真のケヤキ板は、分厚いケヤキの原板を二枚に挽き直して、2枚の原板を横接ぎして製作したテーブルの一部部分の写真です。

端っこのほうに大きな枝の腐り節があって、何か工夫できないか?

よく見かけるのはその腐り節部分に樹脂を流し込んで平らにしたテーブルもありますが、それでは自然の良さが今一つゲンナリするし・・・

 

ということで、いっそ大きく節の周りを削り取って穴にして。。。

その下に薄いクリの原板を合わせ張りすることで、その部分を花瓶や器、飾りだな的なスペースにしてみました!

創ってみたら案外イケる!

見学される方も、興味を示されて。。。

 

それなら、この節に限らず、今ある原板の欠点を上手に生かした商品に仕上げよう!

そんな想いで、小国館でそうした商品の展示販売をしてみようかと模索中です!