福井の気づきブログ

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建売も売り立ても感覚は同じ? P-2

2005-07-13

カテゴリー「リフォーム・古民家再生・防音・遮音工事

投稿者 福井綱吉

売り立て住宅を試みる東京の関係者からクレーム?が入りました。決して、健全な売りたて住宅を愚弄するつもりはありませんし、私自身も彩都移転の後は、正直な地主さんと正直な家づくりを共同で、地主さんの土地に、KJ WORKSが建築条件付で木の家を建てる!といった形で計画も考えています。

ただ、私どもKJ WORKSの「日本の山の木でつくる家」を推進する考え方と、コメントいただいた方やその関係の設計士の方々の意見とでは、木材の選び方や使い方、家づくりもかなり異なり、一概に全てが一致する訳でもありません。

前回の話の中で言葉足らずだったことは、土地を中心に不動産として『売ってナンボ!』の世界に生きる建売業者が、建売では売れ難くなってきた昨今、購入する立場の希望を取入れる形で、ごまかし程度に売り立て住宅と称して(さも注文住宅のように)行う手法が住い手への背任行為だということです。

家づくりに無頓着で、しかも勉強不足で、車感覚で不動産販売の建売や売り立て住宅を購入する人が非常に多く、そうした人がいつも引っかかりやすいトリックが私の言う売り立て住宅なんです。購入してからでは遅い事をもっと、勉強して欲しいし、一生の借金を背負う事に無頓着な人ほど、安易な借金をしてしまいがちなものですから。

KJ WORKSは構造材(骨組み)の他に建物の表に見えない木材(土台や見えない柱、壁の中の間柱や下地材、小屋裏の木材、屋根下地などなど)は、全て国産木材を使用しています。見えないところを安い外材にすれば、建物1件で80~100万円以上は安くできると思います。そんな家を30件建てたら年間で2400〜3000万円も原価が安くなります。KJ WORKSと同じ規模の家を、上辺だけの国産木材の家をつくる工務店があれば、年間で2400〜3000万円も多くの利益を上げられます。

ですが、そうした安い外材は、国産の杉や桧と違って、水やシロアリなどの虫にも弱く、住い手の建物として大きな損失となる訳で、そうしたモラルを説明する義務も工務店や設計士にはあるべきだと思います。けど、10年ぐらいは建物が表向きしっかりして見えるものですから、勉強の足りない消費者にとっては、安易に騙されてしまうのでしょうね!