福井の気づきブログ

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林産地とのネットワークは過去の遺物です!

2006-01-14

カテゴリー「伝えたいコト

投稿者 福井綱吉

今でも全国的に「○○の山ネットワーク」とか「○○山の木でつくる家づくりの会」などという林産地との工務店や設計事務所によるネットワークがはびこっていますが、それは既に過去の遺物になったと感じます。

私も、思えば、10年近く前に「企業組合 M陽倶楽部」とか、「吉野の杜ネットワーク」「土佐の木の家づくり協議会」「信州唐松の会」などを立ち上げ、多くの工務店や設計事務所、林産地の製材所などと木の家づくりの勉強会を開き、林産地を訪問、製材屋さんの工場や伐採現場、林業資料館などにも足を運び、毎年、全国の林産地へ研修に団体で訪問したりと、この3年ほど前までは参加する会員も目の色が変わるほど一生懸命でした。

ところが、一通りの勉強でとりあえずの木の家づくりをマスターし、仕入ルートを知り、自然素材のチョイかじりなどをこなし始めると、参加の工務店も設計士もその参加に対する熱意が薄れてきます。

例会を開いても、新年会を開いても日程が会わないなどと参加してきません。・・・では、退会すればよいのにと思っても、あえて自身からは言ってこない!会の運営とは、熱烈な参加意識や奉仕の気持ち、共有の精神などを失ったらもう終わりです。要するに欲得に駆られた意識があるうちは参加し、どうでもよくなったら有耶無耶なのです。

私の立ち上げたネットワークもまだ形はありますが、KJ WORKSという、工務店として主宰する会運営は昨年で遂に終焉したと考えています。今後は、林産地による運営で、その会にKJ WORKSも参加してゆく形をとろうと考えています。

KJ WORKSには、彩都「暮らしのギャラリー木想館」という林産地を告知できる施設が出来、各林産地による「彩都 日曜市」も開催してもうすぐ半年を迎えようとしています。産地との提携はKJ WORKSの場合であっても単独で充分な時を迎えています。提携林産地へ同様の形で、他の工務店や設計事務所も参加すれば良い訳で、そういう意味では、工務店を中心としたネットワークはその流行が終焉したと理解します。