福井の気づきブログ

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家具屋の感覚でつくる木の家なのに?

2006-03-07

カテゴリー「伝えたいコト

投稿者 福井綱吉

午後から、設計部と建築部合同の家具キッチンの社内勉強会をいたしました。

名前のとおり、私自身が、元々家具屋出身ですので、建築はもとより、家具やオーダーキッチンの打ち合わせ、プランニング、製作など全てにつけてプロであって当たり前です。

ところが、私の目からすると、KJ WORKSで一番駄目な仕事が家具やキッチンと写ってしまいます。

私自身は、家具やキッチンの設計から、製作図、製作までを20年以上も本業としてやってきたものですから、家でいえばミクロな部分を徹底的に掘り起こし、重箱の隅を嘗め回すような仕事をしてきました。あらゆる無理難題な要求を聞き入れ、図面化して収めてきたのです。そして、そこからインテリア仕事や店舗仕事、そして木の家づくりへと徐々にシフトしてきたのです。

そんな目で見た家具の似合う家づくりを考えようと、設計スタッフや建築スタッフに伝えるのですが、中々、上手くは伝わりません。マクロな目で考える建築畑では、土台、無理な部分が出てきます。

・・・とすると、このレベルでいいか?的な気持ちもあって、長い間、家具に関しては自身、恥ずかしい想いですごしてきました。ところが、現場に行ったり、出来上がった写真を見るにつけ、家具やキッチンへの不満は募るばかりで、彩都に移転したら、徹底的に勉強会をしようと考えていたわけです。

そして、今回、設計担当各自の物件図面を前に、至らない家具プランや収まり、キッチンのあり方などを半日がかりで話し合いました。「木想館」内に設置するキッチンや家具を参考にと、この場所だから説明できる勉強会でした。

今後も疑問点や不満な箇所を見つけては、ガンガンと教え込もうと考える私です。

ではKJ WORKSは家具やキッチンが全く駄目かといえば、そうではなく、建築屋としての家具工事は、優秀なのですが、家具屋の感覚で・・・という名前を考えると、私にとって、ちょっと悲しい部分なのです。