福井の気づきブログ

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定年後の家づくり

2006-05-02

カテゴリー「家づくり相談(土地さがし・建替え・リフォーム)

投稿者 福井綱吉

先日、打ち合わせにお邪魔した団塊世代のTご夫妻から、ご覧の『夫婦の家』という本をお借りしました。

『日本株式会社』の会社人間として、がむしゃらに家庭など振り向きもせずに、ただひたすら仕事に忙殺されて定年を迎えた結果、既に子供は育ち、独立して、家にいるのは二人だけ。今まで、ウィークデイの日中はご主人のいない気楽な生活だったのに、いきなり朝昼晩と食事を要求され、居てもごろごろするだけで、ネガティブストレスが溜まるばかりの奥さん、反対に居場所の落ち着かないご主人。

そうして、最悪、熟年離婚に至る!そんな話がどんどん蔓延するとばかり、テレビや雑誌など、マスコミが得意に報道する始末。それにあおられてか、待ってました!とばかり、その話と実体験がきっかけとなって、本当にそうした熟年離婚は急増しているようです。

この本の中にも書かれています。
タバコを吸うわ、酒飲んで分解した発酵状態の臭いのまま寝るわ、風呂にはあまり入らないわ、着替えないわ、朝以外晩には歯も磨かない、そしてオヤジ臭がするわ!で、臭いし汚いし・・・いびきがうるさいわ!夜明けには起きるわ!
このままでは私が死んでしまうとまで嘆く奥さん!流石に私から見ても、そんな奥さんは、お気の毒な気がします。

こうした団塊世代のご夫婦が自分たちの家を建てる場合はどうしたらよいのか?そんな意味合いのヒントが如実に書かれたこの本、あくまで建築設計者の立場から見た家づくりですから、工務店といえば、その辺のおっちゃんやオヤジがこじんまりと業とするのが工務店像となって書かれているものですから、全て設計事務所が一番!といった内容には、KJ WORKSのような自社設計の工務店には、かなり『むっ!』とする箇所も頻繁にあります。

・・・ですが、こうした危機的な夫婦が、設計者を交えた話し合いの中で、オマエの家でも、オレの家でもない『オレたちの家』をどのようにつくっていけるのか!そんな家づくりのヒントとなる、わりと読みやすい本でした。

それにしましても、前述のような不潔なオヤジでは、私が奥さんでも一緒にいるのが耐えられない気もするのですが、そういえば、たまに乗る電車の中にも、朝晩関係なしに、ゴキブリのような悪臭のする見た目も不潔なオヤジ連中がかなり居るのを見受けます。

Tさん、本を読ませていただきながら、少しだけ!けなしてしまい、申し訳ありません!