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人工大理石加工と一般の木工所の違いって?
KJWORKSでは、キッチンや家具を家具パーツ屋さんや材木屋さん、そして木工所へ直に発注するものですから、色々な工場を知っていますし、それぞれ使い分けてもいます。
キッチンや洗面カウンター、ダイネットカウンターなどの他にテーブルの仕上材として、無垢材に限らず、人工大理石(デュポンのコーリアンやクラレ、日本触媒など色々)も度々使用します。
もちろん、そうしたカウンターも直接、カウンター加工工場に指示して打ち合わせの上製作します。そうした工場と普通の木工所とでは、一見、工場内の表情はあまり変わりません。
私の付き合っている、関西ではNO.1の技術を誇るご覧の人工大理石加工工場は、もう一方の木工所の内部と差して変わる感じは無いと思いませんか?よ〜く見ると立てかけたり、作業台に載っているカウンターが白いものが、他方はわかり安い木材が立てかけたり、木材端材となっていると思います。
白いものは、人工大理石です。例えばキッチンカウンターを作る場合、コーリアンの原板は厚み13mmを使いますので、天板の厚みを40mmにしようとすれば、裏に27mmの合板を張り足します。コーリアンだけで張り合わせても曲げ強度が弱く、必然的に合板で裏補強します。厚みの見える小口にも厚み40mmのコーリアンを貼れば天板全部が真っ白に見えます。実は、例え真っ白に見えても、裏側には合板が張ってあるのです。
そんな工場を見比べるのも、結構不思議とおもしろい事ですよ!御用の節はKJ WORKS「住まいの相談室長」の福井までご連絡くださいませ。
人工大理石工場の内部
木工所工場内部
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