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バブルの名残り
箕面市の山手界隈を西から東に走っていて、以前ブログでお伝えした『昔あこがれていた住まい?』 を通り過ぎると、通り沿いに大きな貯水池がありましたので、車を横付けして、その『昔あこがれていた住まい?』の全景を見ることにしました。
池の周りのコンクリート壁を除けば、すっごくかっこいい一瞬、日本の建物と思えないヨーロッパの山沿いの街に建つ雰囲気の?贅沢な戸建て感覚で、山の形状に合わせたマンション群が見えました。
けど、池の周りの水平な場所に立つ低層マンションは普通に年老いても住める気がしますが、その正面や左右の実に眺めが良さそうなマンション群はと言えば、相当、体を鍛えておかないと若者でさえ肉体的に住めそうにもありません。
こうした建物は、アルプス界隈では良く見かけたし、アルプスで見かけた標高2500メートル以上の稜線上にあった集落はと言えば、昔は放牧民族で山々を点々として暮らしていた人たちが、最終的にその稜線上の地に集落を構えたという経緯を感じさせるのですが、如何せん、このマンション群には、そうした訳?が感じられません。
ただ単に、山の斜面を利用して、造成費用を安く浮かせた分だけ、かっこよく億ションとして売り出そうとしたデベロッパーやその仕掛けに喜んで参加したバブル期の設計者たちの姿だけが私には浮かんできます。
今も見るだけなら結構いい感じのこの表情は、果たして住む人には、暮らしを続ける人たちには、どのような毎日なのでしょうか?他人には余計なお節介なのかもしれませんが・・・・・・
雰囲気のよい眺めですが・・・
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