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日本的ではない楼閣発見?
昨日、奈良の見学会を中座して、天理での打ち合わせに走っていたのですが、少し時間もあって、以前、旧国道24号線沿いから見えた変な?建物が気になって、そこに出向いてみました。
何というか遠くから見る限り「天才バカボン!」みたいな楼閣に鳥がくっついているように見えます。国道筋から車を乗り入れる道も見当たらず、途中の道沿いに車だけ止めて、歩いて近づくことにしました。
そこはため池で、その溜池に出っ張るように復元された楼閣です。けど近づいてがっくりしたのは、幾ら復元とはいえ、幾ら作る場所がないとは言え、その楼閣の足元を鉄筋コンクリートで固めて、池に出っ張らしては駄目でしょ!
これは、紀元1世紀頃、弥生時代中期の大陸文化を取り入れた「唐古・鍵遺跡跡の楼閣」なのです。もう少し、信ぴょう性のある、もっとロマンのある近づいてドッキリするような建物にしてくださいよ!田原本本町の教育委員会さん!
ご覧の説明書にもあるように、土器片には確かに鳥もくっついていますが、あまりにも漫画チックで、そばに近づくと、その鉄筋コンクリートのデッキといい、もう少し、古代っぽい感じにできなかったのかと落胆させてくれました。
けど、日本的ではなく、大陸的ということはよくわかります。
天才バカボン楼閣
説明書の看板です
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